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ロシアの通貨ルーブルが暴落し、国内外に危機感が充満している。そんな中開かれたプーチン大統領(62)の会見では、言うまでもなく経済政策についての質問が相次いだが、一人の記者が「プライベートな時間は取れていますか」と私生活に関する話題を投げかけ、会見場が騒然とする一幕があった。

 

これに対してプーチン大統領は激昂するかと思いきや、「取れているよ」と回答。

「ヨーロッパから来た友人に最近訊かれてね。『君の人生に愛はあるのか?』と。どういう意味ですか、と尋ねると、『今誰かを愛しているのか』と言うので、私はイエス、と答えたんだ。その人を愛し、私も愛されている。すべて順調だ。心配には及ばない」と続け、リュミドラ夫人との離婚原因となったと噂される元体操選手で現在は国会議員として要職に就くアリーナ・カバエワ(31)との関係を暗に認める事態となった。

 

これまで、31歳の年齢差があるカバエワとの熱愛の噂は、ロシア国民の最大の関心事であると同時に、最大のタブーとされてきた。30年間連れ添い、二人の娘を共に育てたパートナーでもある夫人と昨年離婚したのは、プーチンがカバエワを寵愛し、2009年に子供まで産ませたことが大きな要因の一つとされている。カバエワとの関係はプーチンも政府も完全に否定しているが、カバエワが昨年2人目の子供を豪華な別荘で出産している他、薬指に婚約指輪らしきものをはめていることもあり、プーチンがカバエワを後添えとするのではないかとの見方が多勢を占めている。少しずつ情報を出しながら、再婚の下地を整えているのかもしれない。

 

NewYork Daily News

 

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