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映画監督で10歳年下の夫バート・フレインドリッチと
Mark Suban / (C)A.M.P.A.S.

米国時間22日夜に開催された第87回アカデミー賞授賞式において『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが主演女優賞を獲得した。

話題作で主演を張り続け、過去4度もノミネートされながらも受賞には至らなかった“無冠の女王”は、マシュー・マコノヒーに名前を呼ばれた瞬間、はにかんだようにほほえんで隣に座る夫とキス。壇上に向かいながら喜びがこみ上げてきたようで、オスカーを受け取ってマイクの前に立つと、思わず歓喜の声が漏れた。

スピーチでは「こないだ読んだ本に、オスカーに輝くと寿命が5年伸びると書いてありました。だとしたらアカデミーに感謝しないといけませんね。夫が年下だから(笑)」と、まず会場を沸かせた。「主演女優賞の候補となれて光栄です。ここに立つことができて感謝しています。家族、祖父母、好きなことは何でもやらせてくれた父母。でも女優になるとは思っていませんでした。世界を教えてくれた父に感謝します。この映画を通じて、若年性アルツハイマーについて広く知ってもらえるでしょう」。

『アリスのままで』は順風満帆の人生を歩んでいた言語学者のアリスが若年性アルツハイマー病と診断されてからの、本人と周囲の葛藤を描く。自分が自分でなくなっていく恐怖と闘いながらも、苦しみの中に喜びを見出そうともがくアリスを、ムーアが心情細やかに演じた。

 

第87回アカデミー賞主演女優賞

ジュリアン・ムーア『アリスのままで』(6月27日公開)WIN!
マリオン・コティヤール『サンドラの週末』(5月23日公開)
フェリシティ・ジョーンズ『博士と彼女のセオリー』(3月13日公開)
ロザムンド・パイク『ゴーン・ガール』(公開中)
リース・ウィザースプーン『ワイルド(原題)』(未定)