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米amazonに投稿されたレビュー
(C)Amazon.com

今や女優よりも、実業家としての辣腕ぶりが注目されるジェシカ・アルバ。2012年に共同で設立した会社「オネスト・カンパニー(Honest Company)」は、オーガニックで体に安全な日用品やベビー用品を製造・販売している。パッケージのデザインにもこだわり、ギフトとしても喜ばれるような付加価値を与えることで売り上げを伸ばし、昨年には同社の時価総額は10億ドル(約1,200億円)にまで成長した。

 

そんな順分満帆だったオネスト・カンパニーが今、槍玉に挙げられている。13.95ドルで販売されているSPF30の日焼け止めクリームを使用した人たちから「全く効果がない」と苦情が噴出しているのだ。

 

ある母親は、真っ赤に日焼けし、水着の跡がくっきり残る子どもの背中の写真をAmazon.comに投稿。「ひどい商品です! ハワイに行って、数時間プールで遊びました。オネストの日焼け止めを何度も塗り直していたのに、まるでベビーオイルを使ったみたいになってしまったんです! 私たち家族はみんな、あり得ないくらい焼けました。2歳の娘が特にひどいです。本当にかわいそう。今まで使った中で最悪の商品です!」と怒りも露わなレビューを添えた。

 

きれいなスキンヘッドが痛々しく日焼けしてしまった写真をTwitterでシェアした男性は、「これがオネストの日焼け止めSPF30を使ったリアルな結果です。たった1時間外にいただけでこうなりました」とオネストの公式アカウントに宛ててつぶやいている。

 

これ以外にも、日光で赤く炎症を起こしてしまった写真をTwitterで発信している人が多数見受けられるが、オネスト側はこういった苦情を受け入れるつもりはないようだ。自社製品は第三者機関による厳しい検査を受けており、FDA(アメリカ食品医薬品局)の定める基準を完璧に満たしていると公式声明で主張。苦情を申し立てているユーザーはごく一部で、使用法どおりに塗ればきちんと効果が得られると、自社に非はないことを強調する。ちなみに、製品に明記された使用法は、日光にあたる15分前によく振ってから塗布、80分ごとに塗り直し、水や汗で濡れた場合はタオルでよく拭いてから直ちに塗り直す(少なくとも2時間ごとに)というもの。

 

米国での報道は加熱しており、テレビ番組でも取り上げられ騒動は沈下の兆しすら見せていない。稀代の美人実業家の自信と誇りたっぷりの日焼け止めでも、“炎上”は防げなかった。

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