image

Variety

『ダイバージェント』シリーズのナタリー役で知られる女優のアシュレイ・ジャッド(47)が、20代のときに映画スタジオ幹部に性的な嫌がらせを受けていたことをVariety誌のインタビューで告白した。

 

「私は、この業界で最も有名で、名声をほしいままにしている大物の一人にセクハラされたの」

 

それは彼女の代表作のひとつ『コレクター』(1997)を撮影していたときだったという。その大物は彼女をホテルの部屋へ何か食べに来るよう誘い、彼女はシリアルを頼むために部屋を訪れた。しかし、その大物はシャワーを浴びていた。戸惑う彼女に「着る物を取ってくれ」と頼んだ彼の口調はじきに変わる。

 

「『おいで、いいだろ、来いよ』って。私はノーと言い続けた。たぶん、人がこれを聞けば、なぜ部屋を出て行かなかったのかと私を責めるでしょうね。彼を拒否し続けていたそのとき、あの部屋の中のパワーバランスは大きく傾いていた。私は多くの他の俳優といた。重要なのは、それが俳優であったということ。この大物は他の俳優にも同じ事をしていたのよ。そのことについて話したとき、同じ経験をしていたということがわかったの」

 

そこで逃げ帰れば、負けになる。まだキャリアも浅かった20代の彼女にとっては勇気の要る決断であったはずだ。

 

「『いつか、あなたの映画でアカデミー賞を獲る』、と言ったの。『ノミネートの間違いだろ』と言われたから、『いいえ、受賞してやるわ』と。あれは、彼に逆らって、私の実在を固持できたわずかな瞬間だった。そして、部屋を後にしたの」。

 

その後、彼の映画からアシュレイ・ジャッドの名は消えた。干されたのだ。その大物の名を明かすことはなかったが、ネットでは早速犯人捜しが始まっている。