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The Hollywood Reporter

 

リュミエール兄弟が「映画」を発明して以降、オオカミ男や、ドラキュラ、透明人間といったスタンダードな西洋のモンスターは幾度となく映像作品のテーマとなってきた。

透明人間が初めてスクリーンに登場したのは1933年。H・G・ウェルズの小説『透明人間』を、ジェームズ・ホエールが映画化したこの作品は、ホラー映画史に残る傑作として名を刻んだ。それから83年の時を経て、この元祖『透明人間』が米ユニバーサルによってリブートされることが決定したとThe Hollywood Reporterが報じている。主演はジョニー・デップだ。

制作が今どの段階にあるのかは定かではないが、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や『アメイジング・スパイダーマン』のアレックス・カーツマンと『ワイルド・スピード』シリーズで脚本を担当したクリス・モーガンがプロデューサーとして舵を取っているという。脚本は『メン・イン・ブラック』、映画版『チャーリーズ・エンジェル』のエド・ソロモンが執筆中。監督はまだ決まっていない。

オリジナル作品では、英国人俳優クロード・レインズが、主役のジャック・グリフィン博士を演じた。発明した透明になる薬を飲むことで、他人の視界から消え失せることとなったグリフィン博士は、やがて嫉妬や誇大妄想に囚われて精神を病み、大量殺人へと駆り立てられてゆく。顔が見えないため、声や体の動きだけでグリフィン博士の心情の機微を表現することに成功したレインズは高い評価を受けた。近年ヒットに恵まれず、ついに昨年コストパフォーマンスが低い俳優ランキングでワースト1に躍り出てしまったジョニー・デップ。この誰もが知るキャラクターをどう演じるかが、今後の彼の俳優人生を左右することになるかもしれない。