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ハリウッドきっての演技派俳優と呼ばれながら、これまでアカデミー賞では無冠だったレオナルド・ディカプリオ(41)。そんな彼が、極寒の雪山で生死をさまようハンターを熱演した映画『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)で悲願の主演男優賞に輝いた。

 

初ノミネートからはや22年。授賞式でオスカー像を手にしたディカプリオは、45秒以内という規定を大幅に超えた2分半のスピーチで喜びを爆発させた。そんなディカプリオの、演技部門5度目のノミネートにして初受賞を記念し、映画『レヴェナント:蘇えりし者』で見せた、ガチンコ役者魂を紹介!

 

【役者魂1】-5度の極寒の中、川へダイブ!

本作でディカプリオは自ら多くのスタントをこなしている。-5度の中、敵に追い詰められて極寒の川に飛び込むシーンもそのひとつ。後日、ディカプリオが「低体温症状態になった」とボヤいたのも納得の過酷さだった。

 

【役者魂2】身に着けた衣装の重さは45kg!

ディカプリオがほぼ全編通して着ている毛皮の衣装。アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた立派なものだが、重さもケタ違い。ハイイログマの毛皮を使用しており、湿り気を帯びたときの重さはなんと45kgを超えたという。

 

【役者魂3】鼻を折ってもそのまま撮影を続行!

リアリティを追求するアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は、ディカプリオと、その宿敵を演じるトム・ハーディにガチンコの殴り合いをさせた!撮影中、ディカプリオはなんと鼻を折られてしまうが、撮影が中断されることはなかった。

 

【役者魂4】“バイソンの生の肝臓”をむさぼる!

ベジタリアンを公言するディカプリオだが、本作ではバイソンの生の肝臓をガブリ!生肉の味に耐えきれず、いったん激しくおう吐するが、再び肝臓をむさぼり食う……。これら本気のリアクションが、そのまま収められている。

 

【役者魂5】生きた魚を手づかみ、踊り食い!

ディカプリオは生魚にかぶりつくシーンも熱演!「凍るような冷たさの川に入って魚を食べたり、背中に湿ったクマの毛皮を担いで山を登ったりしたことは、僕にとってもっとも難しいシーンのひとつだった」とコメントしている。

 

アカデミー賞会員を渾身の演技でねじ伏せたディカプリオの次なる目標は、“嫁取り”!?次回、アカデミー賞にノミネートされたときは、ママ以外の女性を授賞式に同伴しているのかもしれない。

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