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2009年、AMPAS主催のジョニー・マーサー生誕100周年記念式典に出席したドリス・ロバーツ
Todd Wawrychuk /(C)A.M.P.A.S.

 

5回ものエミー賞受賞歴を持つ女優、ドリス・ロバーツが18日、90歳でこの世を去った。死因は公表されていないが、代理人によると睡眠中に息を引き取ったという。

1996年から9年に渡り放映されたCBS制作のシットコム『HEY!レイモンド』での主役の母マリー・バローネ役をはじめ、『探偵レミントン・スティール』の秘書ミルドレッド役や映画『迷子の大人たち』のロニー役など、60年にも渡るキャリアを通じて多彩な演技で人々を魅了した。母親役を務めることが多かったため、ロバーツはコミカルで温かい母親の象徴として広く愛された。

1983年に医療ドラマ『St. Elsewhere』でエミー賞ドラマ部門の助演女優賞を、『HEY!レイモンド』マリー役でエミー賞コメディ部門の助演女優賞を4度に渡り受賞。その他にも数多くの賞を獲得している。2003年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名が刻まれ、ハリウッド殿堂入りを果たした。

『HEY!レイモンド』の主役レイモンドを演じたレイ・ロマーノ(58)は、「ドリス・ロバーツは驚くべき情熱と魂の持ち主でした。彼女は決して止まることはありませんでした。プロとして働くときも、慈善活動に身を投じるときも、そして若手の育成に心を砕くときも、彼女は大いなる愛と人生をかけて全力投球していました。私も、皆も、彼女を心から恋しく思います」と追悼のコメントを発表。

また、同番組内でレイモンドの妻デブラ役として、ロバーツ演じるマリーと嫁姑バトルを繰り広げたパトリシア・ヒートンも、Twitterで「一つの時代が終わってしまいました。最高の義母かつ最強の敵だったドリス・ロバーツは完璧なプロ。私は彼女から多くのことを学びました。ユーモアがあり、強く、愛された彼女は悔いの無い人生を送ったと思います。3人の素晴らしいお孫さんに恵まれたことがこの上ない喜びで、彼女は彼らを心から誇りとしていました。あなたは本当に特別な人でした。愛しています。とっても寂しい」とメッセージを送った。