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New York Magazine

『アナと雪の女王』の続編(原題:Frozen 2)で、「エルサに女性の恋人を登場させてほしい」という運動が広がっている。発端はアレクシス・イサベルという女性が米ディズニーに宛てて投稿した「親愛なるディズニーへ。#GiveElsaAGirlfriend(エルサにガールフレンドをつくってあげて)」というツイートだった。このハッシュタグが次々と拡散され、大きなムーヴメントとなっているのだ。

前作において、エルサはLGBTの苦悩を投影したメタファーだとする解釈が一部で支持されている。同性愛者である自分を押し殺し続けていたが、ある日を境に「ありのままの自分」に戻ることを決意。カムアウトし、“これでいい”と自己を肯定する──確かにエルサの行動はこの解釈にぴたりと当てはまる。

#GiveElsaAGirlfriendを提唱したイサベルは「ディズニーがエルサをレズビアンのプリンセスにしてくれないかなあ。そうしたらどれだけすてきな象徴になるかしら!」ともツイートし、賛否両論が寄せられていた。

エルサの声を担当したイディナ・メンゼルが、この運動について質問され、自身の意見を口にした。

「素晴らしいと思うわ。ディズニーは今まさに、この問題に取り組むべきなのよ。答えを出させてみせるわ。何が何でも。エルサは私の人生を変えたんですもの」

エルサの分身たるメンゼルの賛同も取り付け、ますます「#GiveElsaAGirlfriend」運動は勢いづくと見られている。

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