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米大統領選の開票が始まった。日本時間9日正午の時点でヒラリー・クリントン氏が獲得した選挙人の数が104に対して、ドナルド・トランプ氏が136と接戦が繰り広げられている。ちなみに、当選するには270人の選挙人が必要だ。

 

そんな中、1枚の写真がネット上を席巻している。トランプ氏が、投票用紙に記入する妻メラニアの手元を盗み見ている瞬間を捉えた写真だ。目線を送ったのはほんの一瞬のことだったが、夫妻が投票する様子はテレビ中継されていたため、動画をキャプチャした画像があっと言う間に拡散されてしまった。

 

この大統領候補の頼りなげな姿は、”素材”としては一流だ。Twitterでは、好き勝手に台詞やキャプションを添えたネタの投稿が大流行している。

 

「トランプはパニックになってしまい、メラニアの投票用紙をのぞき込んだ。そして2人はヒラリーに投票した」

 

「くっそ、覗かれてるわ! ヒラリーに投票したいのに!」

 

「『助けて、誘拐されたの』って妻が書いているところを目撃した瞬間」

 

トランプ(T)「誰に投票すると思う?」
メラニア(M)「ハランビー(動物園で殺されたゴリラ)」
T「いや、ほんとに」
M「SMOD(”死の甘い流星”という名の大統領選ネタ候補。地球に衝突して全てを無に帰すという強硬な施策を標榜する)」
T「おいー、たのむよ」
M「じゃあ“Ima Clown(私はピエロ)”」
T「綴りがわからないよ」

 

ネタの出来についてはさておき、次期大統領とファーストレディになるかもしれない夫婦の信頼関係に疑問符を打ちたくなる光景であることは間違いない。

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