フランス国立宇宙研究センター(CNES)が公開した動画で見られる食事風景 画像を見る

「2カ月間、ベッドで寝ているだけで170万円もらえますよ」と言われたら、あなたはどうするだろうか。現在、フランスで「ただひたすら横になっていてくれる男性」が求められている。

 

トゥールーズにある宇宙医学生理学研究所は、微小重力状態が人体に与える影響を研究するための協力者を24人募集している。報酬は16,000ユーロ(約170万円)が4年の分割で支払われる。条件はBMI値22~27、年齢20~45歳の健康な男性で、喫煙者・アレルギー持ちはNGだという。

 

検査期間に入ると、被験者は60日間ベッドの上で生活することを強いられる。寝返りは打てるが、必ずどちらかの肩がベッドに触れていなければならない。決して起き上がったり、ベッドの上に座ったりしてはならず、脚を床に付けることなど言語道断だ。食事、排泄、清拭もすべて寝たまま行う。また、頭は常に角度にして6度ほど下に傾けられた状態に保たれるという。

 

フランス国立宇宙研究センターが発表したプレスリリースによると、この体勢をとることで血液が上半身に集まり、無重力状態が血液量、心臓機能、血圧に及ぼす影響をシミュレートできるという。

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