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米各地に人種差別主義者への抗議デモが広がっている

写真:The New York Times/アフロ

 

米国最大の銀行JPモルガン・チェースは21日、白人至上主義者らと戦う非営利団体に100万ドル(約1億1000万円)を寄付したことを公表した。

 

「シャーロッツビルで起こった出来事は、場所を問わずヘイトと不寛容、そして差別に対抗する緊急性を高めた」と、ピーター・シャー頭取は従業員向けのメモで発信。

 

この「出来事」とは言うまでもなく、今月12日に米ヴァージニア州シャーロッツビルで起きた悲劇のことだ。大規模な白人至上主義者による集会が行われ、これに抗議する人々の中に車が突っ込み、1人の死者と大勢の負傷者を出した。

 

 

寄付金は南部貧困法律センター(SPLC)と名誉毀損防止同盟(ADL)の間で均等に分配されるという。SPLCは公民権運動の発祥地である南部アラバマ州モンゴメリーに本部を置く非営利団体で、白人至上主義者団体やネオナチを監視したり、人種差別被害者のために無償で訴訟を起こすなどの活動を行っている。ADLは反ユダヤ主義に対抗するユダヤ人団体だ。

 

先週、同行のジェームズ・ダイモンCEOは、トランプ大統領が「白人至上主義者と抗議者の双方に責任がある」と発言したことに激昂。「曖昧な表現をしている場合ではない。今回のヘイトクライムの加害者たちが見せた悪魔性は、断固として非難されるべきであり、多様性と人間性によって強さを培ってきたこの国において決して容認されるべきではない」と強い言葉で糾弾していた。

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