誰もが知っている不朽の名作「ジャックと豆の木」を実写化した『ジャックと天空の巨人』のブルーレイ&DVD 発売記念試写会が6 日都内で開催された。この日、巨人役で日本語吹替えを担当したガレッジセールのゴリと、スリムクラブの真栄田が劇中の巨人さながらのコスプレで登場し、イベントを盛り上げた。
人間の兵士と戦う巨人軍団は、とにかく見た目がブサイク。“ブサイク巨人四天王”という不名誉?な吹き替えを担当したのは、吉本きってのブサイク芸人の千原せいじ、山里亮太、博多華丸、そして真栄田の4 人。「とにかくこの巨人たちと似ている人間を探せという事で選ばれた。大学の浪人中の時と同じ顔ですね」と真栄田自ら自虐的コメント。一方、リーダーのファロン将軍で唯一ブサイクから除外されたゴリは「主人公のジャックよりもかっこいい役。本当に怖いキャラだから自分の声に自分でビビってました。監督からは、そのままの声で隠し味的に巨人を入れてくれればOK と言われて・・えっ?みたいな(笑)」と監督からのむちゃ振りな演技指導を打ち明けた。
さらに、地声で挑んだ真栄田は「僕の役は(セリフが)本当に短い。役作りを勝手にしていったんですが、実際ルミネの前説くらい(笑)台本は分厚いのに僕のセリフは3 行でした。」とぼやき、一緒に観た奥さんから「これギャラ発生するの?」と心配された事を明かした。また、大迫力の巨人の戦闘シーンについて真栄田は、「迫力は“半沢直樹”を超えてます。宇梶さんより迫力あるかもしれない。」と持論を展開し、ゴリは「いや、宇梶さんの方が勝つんじゃない・・」と高視聴率ドラマと絡めて作品をアピール。
巨人になったら何がしたいか問われると「吉本に殴り込みをしたい。ルミネのギャラを上げろって。」と真栄田が不満炸裂。すかさず報道陣から“吉本批判と捉えていいですね?”とつっこまれ「え~よ~」と持ちネタを披露するも、「いや、やっぱりいい会社です。大好きです。」と一変し、慌てて褒め称えていた。
終始笑いの絶えないイベントだったが最後はゴリから「“ジャックと豆の木”の映画版と思ったらレベルが違います!大人も震えるくらい怖くて楽しめる。農民であるジャックとお姫様のラブロマンスも見所だと思います。」としっかりPR し締めくくった。『ジャックと天空の巨人』は、人類 vs 巨人の生き残りをかけた壮絶なバトル・アドベンチャー大作。高低差1 万メートルの大冒険を、驚愕の3D映像でも楽しめる他、撮影秘話や未公開シーン、NG集を盛り込んだ特典映像も収録されたブルーレイ&DVD が本日7 日、ワーナー・ホーム・ビデオよりリリースされる。