「飲み水が足りないと連絡が…」ミャンマー大地震 日本人医師が明かす“炎天下”被災地の惨状
記事投稿日:2025/04/11 06:00 最終更新日:2025/04/11 06:00
吉岡医師が手術の真っ最中だったワッチェ慈善病院の崩壊現場(写真提供:Japan Heart)
200年ぶりともいわれた巨大地震は、ミャンマーに甚大な被害をもたらした。建物の耐震性も高く、震災に慣れている日本は大丈夫、とは安心できない、ある共通点があった。ミャンマー中部で3月28日に発生したマグニチュード7.7の巨大地震。その被害は、日を追うごとに深刻さを増している。ミャンマー軍事政権の発表によると、死者は4月4日時点で3千145人、負傷者は4千589人、221人...