(写真:アフロ)

朝鮮半島の平和を予感させる4月27日の南北会談以降、大きな注目を集める北朝鮮。しかし、これまでの報道は政治的な話題一色で、一般市民の生活は謎が多い。

 

そこで、関心が高い「観光名所」に焦点をしぼり、本誌が徹底解剖!

 

観光名所について教えてくれるのは、北朝鮮の観光事情に詳しい、日本在住のポーランド人、エミル・トルシュコフスキさん。

 

■“インスタ映え観光地”白頭山は絶景を独り占め!

 

中国との国境にそびえる標高2,744メートルの火山「白頭山」。山頂にはエメラルドグリーンの水をたたえるカルデラ湖があり、まさに絶景!

 

「観光客が少なくガラガラなので、写真スポットを選び放題です」(エミルさん・以下同)

 

■観光ガイドには“お土産持参”が暗黙のルール!

 

北朝鮮ツアー初日に観光ガイドにお土産を渡すと、その後のコミュニケーションがスムーズになるという。

 

「海外の人気商品は喜ばれます。男性は高級ウイスキーやたばこ、女性なら化粧品。SK-IIは女性ガイドから好評でした」

 

■記念写真は“指導者のポーズ”をまねするのはNG!

 

北朝鮮では、独自の写真撮影ルールに注意。

 

「金一族の銅像などが写真のフレームから見切れてしまうのは不敬と考えられるので撮影するときは気をつけて。記念撮影の際に銅像のポーズをまねたりするのもNG」

 

■北朝鮮美女がもてなす“キャバクラ”がある!

 

平壌ではキャバクラ体験も可能。

 

「美女たちがお酒をついでくれるほか、北朝鮮の歌や踊りを披露してくれます。部屋ではカラオケも可能で、お客の歌を盛り上げてくれたり、手をつないで一緒に踊ってくれたりも」

 

エミルさんは、北朝鮮の観光についてこう続ける。

 

「現在、アメリカと韓国を除くほとんどの国の国民が、観光目的で北朝鮮へ入国できます。日本人も例外ではありません。ただし、ツアー参加が必須で、個人旅行はNG。ツアー中は北朝鮮ガイドが1グループにつき最低2人同伴し、移動はすべてドライバー付きの専用車。英語、フランス語、日本語など多言語に対応したガイドがいて、意思疎通は問題なし。日本語ガイドは、日本文化への理解も深く、『壁ドン』など最近の流行語を知っていたのには驚きました(笑)。人気の女性ガイドだとリピーターがつき、ブランドのバッグや高価な電化製品のプレゼントをもらう人もいます」

 

現在、日本の外務省は渡航自粛要請を出しているものの、国内のいくつかの旅行会社で北朝鮮ツアーを扱っている。

 

「危険な国というイメージが強いですが、詐欺や強盗といった、他国でありがちな犯罪に遭ったという話は聞いたことがありません。開発が進んでいないぶん、美しい自然が残り、開城には世界遺産もある。見どころは多いですよ」

 

今はまだ“近くて遠い国”だが、未知の魅力を発掘できる日も近い!?