現地時間20日、チリで第208回独立記念軍事パレードが開催された。9,500人もの兵士と警官が参加し、例年大盛り上がりを見せるこのパレードだが、今年の主役は何と言っても警察犬部隊だろう。
ゴールデンレトリバーやラブラドール・レトリバーの警察犬たちが凜々しく歩く中に、見慣れない一団が登場した。蛍光グリーンの抱っこひもに入ったゴールデンレトリバーの仔犬たちが、警察犬部隊に所属する女性隊員に抱きかかえられて行進しているのだ。見物客も、数百万人とも言われる中継の視聴者たちも、このかわいいサプライズ演出に釘付けとなった。警察犬部隊がパレードに参加するようになって10年になるが、これほどの注目を集めた年はこれまでになかったとFOXが報じている。
歓声にキョロキョロするコもいれば、抱っこの心地よい振動で眠ってしまったコも。彼らはみなこれから訓練を受けて、将来は警察犬として活躍する。