1969年のビートルズ (写真:Photofest/アフロ)

ビートルズ時代のジョン・レノンとポール・マッカートニーといえば、お互いの実力を認めながらも激しく競い合うというライバル関係にあったことが知られている。しかし、CBSのトーク番組「60 Minutes」で、マッカートニーはレノンがただ一度だけ賛辞を送ってくれた思い出を語った。

 

「一度。一度だけ、ジョンは僕を褒めたんだ。あれが最初で最後だったよ。その曲は『ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア』だった。演奏し終わったとき、ジョンはこう言ったんだ。『本当にいい曲だ。すごく好きだよ』。そのときの僕は『やった、ジョンが好きって言った!』って感じだったね」

 

そして、レノンとの関係に話は及んだ。「あなたと彼は競争していたの?」と水を向けられたマッカートニーは「僕とジョン? ああ、うん、競い合っていたよ。ただ、それをオープンにはしていなかった。まあ、後で認めることになるんだけどね。彼が『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』を書けば、僕は『ペニー・レイン』を書いた。ジョンが僕の曲を好きだって言ってくれたことは、今日までずっと覚えていたよ。なんだか、悲しいね」