米アラバマ州で小児性愛者への「化学的去勢」義務化へ
ケイ・アイヴィー知事は5月に中絶をほぼ禁止する法案に署名するなど急進的な州政を執る(写真:AP/アフロ)

米国時間10日、アラバマ州のケイ・アイヴィー知事は、有罪判決を受けた小児性愛者の仮釈放を認める条件として、化学的去勢を義務づける法案に署名した。米国の複数のメディアが速報で伝えている。

 

化学的去勢とは、薬物の注射や錠剤の投与により男性ホルモンのテストステロンの産生を極端に減少させることで性衝動をそぎ落とし、性行為を不可能とする去勢法。薬物の投与を中止すればその効果は消えるという。

 

この法律は13歳未満の子どもに対する性犯罪を犯した小児性愛者に適用され、裁判所が「治療の必要性がなくなった」と判断するまで投与は続けられる。治療にかかる費用は被告人が負担し、支払いや治療を拒否すればただちに身柄を拘束される。

 

「この法案は、アラバマ州の子どもたちを守るための第一歩です」とアイヴィー知事は語る。

 

化学的去勢はカリフォルニア州やフロリダ州などですでに導入されているが、人権擁護団体からは「人権の侵害」だとして非難が上がっている。

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