テキサス銃乱射事件で亡くなった女性、生後2カ月の息子の盾に
事件当日の夜、地元の高校では追悼集会が開かれた(写真:ロイター/アフロ)

米国で相次いでいる銃乱射事件。3日、テキサス州エルパソのウォルマートで起こった事件では、20人が死亡、26人が負傷した。犠牲者の一人、ジョーダン・アンチョンドさん(25)の最期の様子を、遺族がAP通信に語っている。

 

アンチョンドさんの妹リタ・ジャムロウスキさんは、3日午後に姉が事件に巻き込まれ命が落としたことを知らされた。姉が連れていた生後2カ月の甥は数カ所骨折していたものの命拾いし、現在入院して手当を受けている。ジャムロウスキさんは甥の怪我を診た担当医に「お姉さんはこの子を守ろうとしていたようです」と告げられたという。「姉は撃たれたとき、抱いていた甥の上に倒れたようなんです。その時に骨が折れてしまったみたいなのですが、覆い被さったことで被弾を防いたんです。姉はこの子に命を与えました」

 

アンチョンド夫妻には3人の子どもがいるが、夫のアンドレさんも同じ事件で帰らぬ人となってしまった。

 

当局は白人男性パトリック・クルシウス容疑者(21)を拘束。ヒスパニック系移民に対するヘイトクライム、国内テロとして捜査を進めている。

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