発毛剤入り胃薬を飲んだ赤ちゃん「狼男症候群」に
インドの狼男症候群の少年(写真:Barcroft Media/アフロ)

全身に著しく濃い体毛が生える「狼男症候群」。スペインのコスタ・デル・ソルで、16人の乳児にこの疾患に似た症状が現れたと英Daily Mail紙が報じている。

 

16人はいずれも胃酸の逆流や消化不良の治療に使われるオメプラゾールを服用したことがわかっており、このオメプラゾールに発毛効果のある成分として知られるミノキシジルが混入していたという。

 

スペインの医薬品・医療品庁は、オメプラゾールの製造元である製薬会社Farma-Quimica Surの製品の販売を差し止めた。同社はインドの卸業者と取引しており、汚染源はこのインドの業者だという。現在、Farma-Quimica Surはライセンスを停止され、医薬品の製造、輸入、販売ができない状態だ。

 

被害に遭った赤ちゃんがオメプラゾールの服用を中止すると、症状は落ち着いたという。

 

当局は問題のロットを全て回収し、販売済みのものも追跡を完了しているが、同じ薬を子どもに与えていた場合は念のため医療機関を受診するよう警告している。

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