82歳女性がテーブルをひっくり返すなどして、不法侵入を働いた男を返り討ち。さらに“病院送りにした”というニュースを、アメリカ・ABC Newsが11月25日に報じている。ネットでは、その女性を讃える声が上がっている。
ABC Newsによると、この話の主人公はニューヨークのロチェスターに住むウィリー・マーフィーさんだ。
82歳の彼女がある夜、眠りに就こうとすると家の扉を叩く音がした。そして「救急車を呼んでくれ」という男の声が外から聞こえたが、マーフィーさんは男を助けるため警察を呼ぶことに。しかし中に入れることもしなかったため、男は激昂!大きな音がしたかと思うと、男が扉をぶち破って家に侵入してきたのだ。
しかしマーフィーさんは、100キロ以上のデッドリフトを持ち上げることのできるボディビルダーだった。今年の初めにも、ウェイトリフティングの大会で優勝していたという。
マーフィーさんは取り乱すことなく男に向かってテーブルを投げると、男は転倒。マーフィーさんは飛びかかり、何度も踏みつけたという。その後らキッチンに駆けるとシャンプーのボトルを掴み、顔いっぱいにかけたりホウキで何度も引っ叩いたりした。
数分後に、警官が到着し容疑者は逮捕された。「彼は救急車に乗せられてさぞかし嬉しかったろうね」「私は独り身で、年を取っている。でも、いいかい?タフなんだ」と話したマーフィーさん。またこうも語っているという。
「彼は家を間違えたようだね」
ネットでは《スーパーウーマンのパワーだね》《私もまたジムに通おうかな。これを機に!》《年齢は数字にしか過ぎないね》とマーフィーさんを讃える声が上がっている。
イギリスでも、マーフィーさんと同年代の女性が泥棒を撃退したケースが報告されている。
dailymailによると今年5月、81歳のドリーン・ジョーンズさんがウェスト・ミッドランズのATMに立ち寄った。すると、若い女に襲われカバンを奪われそうに。しかしドリーンさんは女を取り押さえ、女の襟や髪を鷲掴み!思わず女は叫び声をあげ、そのまま逃走したという。
人を年齢で判断することはできない。