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マッチングアプリの普及により恋人の探し方も多様化してきた昨今、ある男性が驚きの方法で恋人を募集し話題となっている。米カンザス州カンザスシティに住む独身男性ジェフ・ゲバートさん(47)が恋人募集サイトを設立したことを、CBS系列の地元テレビ局KCTVが報じている。

 

ゲバートさんは、自分に恋人を見つけてくれた人に25,000ドル(約270万円)の謝礼を払う用意があり、恋人募集サイトの自己紹介にはこうある。

 

「私は幸運にも、自分が選んだキャリアパスに情熱を傾けることができる起業家です。何年にもわたり、会社を興しては売却し、経済的な成功を収めてきました。しかし、本当に何よりも楽しめる体験とは、誰かとそれを分かち合うことです」

 

続く自己PRによると、ポジティブな性格で健康、新しいことに興味がある。ピンクのうさぎのコスチュームでスノーボードをするようなひょうきんな一面もあるけれど、基本的には地味な生活を好む。これまでに結婚はおろか婚約をしたこともなく、子どももいないが、愛犬と暮らしている……ゲバートさんはこんな人物だ。

 

KCTVの取材に対し、「よくある手法でデートを重ねることにもうウンザリなんです。特にオンラインデート(マッチングアプリ等)にはね。とにかくいやな感じだし、時に有毒だとさえ思います」と語るゲバートさん。食事をしたり映画を見たりといった伝統的なデートに時間と金を費やしては、結局運命の相手ではなかったと落胆することを繰り返し、より効率よく相手を見つける手段を考えた。

 

今回の計画は、理想的な相手を身近な場所からだけでなく世界中の女性の中から探し求めるために、友人や精神科医にアドバイスしてもらいながら立てたという。賞金を提示して注目を集め、世界中から候補者を募る。基本は他薦だが自薦も受け付けており、こちらはまず年齢、身長などの基本的なデータを入力、「犬が好きか」などの質問に答える必要がある。自薦の場合は25,000ドルはもらえないので要注意だ。

 

また、保護犬のシェルターにも同額の25,000ドルを寄付する予定だと同局は報じている。

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