『007 ゴールドフィンガー』の“最年長ボンドガール”が死去
(写真:REX/アフロ)

『007 ゴールドフィンガー』のボンドガール、プッシー・ガロア役で知られる英国出身の女優、オナー・ブラックマンさんが94歳で亡くなった。遺族が6日に声明を発表し、明らかとなった。新型コロナウイルスとは無関係の自然死だったという。BBC NEWSら複数の海外メディアがこのことを報じている。

 

ブラックマンさん1925年8月22日にロンドン東部のプレストウで生まれた。16歳の誕生日プレゼントに、父親から自転車か台詞発声のレッスンのどちらがよいかと聞かれ、彼女は後者を選択。英BBCによると、このレッスンを担当した女性インストラクターが、彼女をギルドホール音楽演劇学校へ入学させるよう父親に進言してくれたという。

 

1947年に無声映画『Fame is the Spur』で銀幕デビュー。英国のテレビシリーズ『The Avengers』のキャシー・ゲイル役でブレイクした後、38歳で『007 ゴールドフィンガー』(1964)のボンドガール、プッシー・ガロア役を射止めた。当時では、ボンドガールを務めた最年長の女優の一人となったが、美しいブロンドと端正な顔立ち、劇中で見せる鮮やかな武術で歴代屈指の人気を誇る。柔道の稽古を積んでいたことが役作りに寄与したといい、1966年には『Honor Blackman’s Book of Self-Defence(オナー・ブラックマンの自己防衛)』という女性向けの格闘技本も出版している。

 

生涯出演作品は多くはないが、70歳を超えてカメオ出演した2001年の『ブリジット・ジョーンズの日記』では鮮烈な印象を残した。

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