元警察官のデレク・ショーヴァン(提供:Ramsey County Detention Center/ロイター/アフロ) 画像を見る

米ミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警官デレク・ショーヴァン(45)により殺害されてから約1週間。人種差別への抗議デモは全米に拡がり、暴動にまで発展するケースが多発している。首都ワシントンD.C.におけるデモの激化を受け、トランプ大統領は軍を派遣すると表明。まさに一触即発の状態が続いている。

 

そんな中、ショーヴァンの妻、ケリー・メイ・ショーヴァン(44)さんが離婚を申請したことがわかった。NBC NEWSなど複数のメディアが報じている。

 

ショーヴァンは手錠をかけたフロイドさんを地面に押し付け、ポケットに手を入れたまま膝でフロイドさんの頸部を8分以上に渡り強く圧迫。「息ができません」と何度も訴えるフロイドさんを死に至らしめ、第3級殺人罪及び、第2級過失致死罪に問われている。ミネアポリス警察は、フロイドさんの死に関わったとされる、ショーヴァンを含む4人の警察官を既に解雇。

 

TMZによると、ケリー・メイさんは「ミセス・ミネソタ」にも選ばれた才媛で、過去には不動産業を営む実業家でもあったという。離婚申請の理由は「修復しがたい夫婦関係の破綻」とし、配偶者手当の受け取りも支払いも拒否。また、ショーヴァン姓から旧姓に戻すことも望んでいる。

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