女性飼育員がトラに襲われて死亡、見物客の眼前で起きた悲劇
事故直後のトラの檻。イリーナと共に暮らすオスのサヤンが姿を見せた(写真:AP/アフロ)

スイスのチューリッヒ動物園は4日、飼育員がアムールトラに襲われて命を落としたと公表した。事故は見学客の目の前で起こったという。

 

4日午後、「トラが飼育員を襲っている」との通報を受け、緊急チームがトラの檻に急行。メスのアムールトラのイリーナを別の檻に誘い出して飼育員の救助に当たったが、残念ながらその場で死亡が確認された。飼育員は55歳の女性だったという。

 

USA TODAYによると、イリーナは’15年にデンマークで誕生。1年前にチューリッヒ動物園に移されてきた。

 

動物園は「イリーナは野生動物であり、彼女の檻に入った人間は、彼女にとっては縄張りへの侵入者なのです。彼女は本能に従っただけ。今回のことによる処分は行いません」と声明を発表。襲撃を目撃してしまった来場者やスタッフに対しては、カウンセラーによるセラピーが受けられるよう手配するという。

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