豪で運転中に毒ヘビ、換気でも懸念される“危険生物の侵入”

オーストラリア・クイーンズランド州にて、「100キロで運転中の車内に毒ヘビが現れた」という事件が起きた。現地時間7月7日、被害に合った男性ドライバーと警察官のやりとりを収めた動画が同州の警察によって公表され、ABC Newsなど海外の複数メディアがこの動画について報じている。

 

警察が公表した動画によると、速度超過で走行する車を警察が停止させたのは6月15日のこと。ドライバーの男性は「車内に現れたヘビに噛まれたので近くの病院へ向かっている最中だ」と警官に説明し、そのヘビについて「シフトレバー付近から出てきて、足の間に入ってきた」「足を動かせば動かすほど巻き付いてきて、頭をシートにたたきつけ始めた」と語った。男性は車を停めながらこのヘビをナイフで退治し、猛スピードで病院に向かっていたところだったという。

 

男性が遭遇したヘビは、非常に強い毒性を持つ「ブラウンスネーク」とみられている。オーストラリア国内で恐れられている毒ヘビだが、幸い男性は噛まれたと誤解していただけだった。

 

ドライバーの男性が大事に至ることはなかったが、運転中の車内に危険生物が現れたら多くの人はパニックになってしまうだろう。日本でも、似たような事故が起こっている。

 

愛知県岩倉市では’17年、運転者が車内に飛び込んできたハチに驚いて、急ハンドルを切り路線バスと衝突。同県小牧市では’12年にも高速道路を走行中、車内のムカデを追い出そうと路肩に停車し降車した男性が、後ろから来た大型トラックにはねられ死亡する事故も起きている。また’07年には佐賀県唐津市で運転者が車内の虫に気を取られ、歩行者をはねてしまうといった事故も。

 

この夏は新型コロナウイルス感染対策として、換気のために窓を開けて運転している人も多い。パニックを起こすと大きな事故に繋がってしまうため、注意する必要がありそうだ。

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