ハロウィンシーズンが近づいてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、いつもどおりのイベントを開催することは困難であると見られている。米国では、ドライブスルーで恐怖を楽しめるお化け屋敷が複数登場するようだ。これまでも、ドライブスルー型のアトラクションそのものは存在していたが、ソーシャルディスタンスを完璧に保つことができるという点で、にわかに注目度が高まっている。
「あなたと恐怖を隔てるのは、たった1枚のガラスだけ……」
そんなキャッチコピーで耳目を集める、フロリダ州オーランドで開催予定の「The Haunted Road」。恐怖の物語をたどりながら、魔犬、殺人鬼、呪われた人形などが次々と車を襲う。内容はメインとなるナイトイベント、昼間に家族で楽しめるファミリー・フレンドリーイベント、そして18歳以上のみが参加できる恐怖無制限イベントの3パターン。40分でチケット代金は1人15ドル(約1,585円)から45ドル(約4,750円)に設定されている。
カリフォルニア州コスタメサで行われる「Drive-Thru Haunt」のウリは、「没入型のストーリーテリングと恐怖に満ちたセット」。恐怖を最大限に引き出すライト、サウンド、特殊効果、モンスターによるパフォーマンスが用意されているという。
モンスターは車には触らず、車内に侵入することもない。窓を開けてもかまわないが、体を外に出すことはNG。また、マスクの着用も義務づけられている。年齢制限は設けていないが、推奨年齢は10歳以上とのこと。こちらは車1台あたり49.99ドル(約5,280円)〜69.99ドル(約7,400円)の価格設定だ。