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米コロラド州の田舎町で、ミイラ化した女性の遺体が発見された。サワチ郡保安官事務所によると、遺体にはクリスマスの電飾が施されていたという。

 

この女性はカルト教団「Love Has Won」のリーダーで、自称“母なる神(Mother God)”のエイミー・カールソン(45)。先月28日に同州モファットの家で寝袋に入れられ、クリスマスのライトで飾り立てられた状態で見つかった。遺体はミイラ化し、目の周りにはラメのようなもので化粧された状態である種の神社のように祀られていたという。

 

カールソンは自らを“神の化身”と称して人々を洗脳し、財産を巻き上げていた。以前はハワイに活動の拠点を置いていたが、警察の捜査が入り、昨年9月にカリフォルニアへ移住したことが話題となっていた。

 

信者の一人が、「2歳の息子を教団が監禁して返してくれない」と相談したことが、今回の遺体発見に繋がった。7人の信者が遺体損壊、及び児童虐待の容疑で逮捕、起訴された。捜査官は信者たちがカリフォルニアからカールソンの遺体をコロラドへ運んできたと見ているが、死因や詳しい経緯は現在捜査中だ。

 

地元紙The Denver Postによると、郡検視官事務所のトム・ペリンが、「カールソンの死亡時期は2週間かそれ以上は経っている」とコメントしているという。

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