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ロシアの首都・モスクワから南西に100キロほど離れたオブニンスク市で、行方不明だった生後1歳10カ月のリューダ・クジナちゃんが無事に発見されたとThe Sunなどが報じている。

 

The Sunによれば、先週庭で遊んでいたリューダちゃんは、隣人と話をしに出かけた母親を追いかけて自宅裏の森に迷い込んでしまったという。

 

この森はヒグマやオオカミの生息地であり、一刻も早く見つける必要があった。約500人の捜索隊が参加し、大規模な捜索活動が始まった。

 

捜索が開始されて3日目。半ば諦めの雰囲気も漂い始める中、森に分け入った捜索グループが、リューダちゃんの自宅から約4キロほどの地点でかすかな泣き声を耳にしたという。

 

捜索に参加したレスキュー会社SALVARのスポークスマンは、ほかの救助隊の隊員とともにThe Sunの取材に応じ、「名前を呼ぶと、また泣き声がしました。倒木の中からリューダちゃんを見つけ、手を差し出すとリューダちゃんはすぐに細い腕を伸ばして隊員にしがみついたんです。リューダちゃんが見つかって、みんな泣きました。ボランティアも近所の住民も、みんなみんな泣いていました」と、奇跡の瞬間を語っている。

 

Mirrorによれば、リューダちゃんは全身を虫に刺されて弱ってはいたものの命に別状はなく、水筒を渡すと自分で水が飲めたという。この時期にしてはは珍しく、夜間の気温が20度前後と高かったため、体温を奪われず生存につながったと、前出のSALVAR社のスポークスマンは指摘した。

出典元:

WEB女性自身

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