テキサス州モンゴメリー郡の地方検事事務所は8月26日、指名手配していた19歳のエマ・プレスラーを逮捕したと発表した。ABC13などが報じている。
プレスラーには、8月6日に起きた、同州キングウッドの民家で夫婦がガソリンをかけられた上で放火された事件の容疑がかかっている。
襲われたのはデヴィン・グラハムさん(33)とカリッサ・リンドロスさん(26)夫妻。グラハムさんは亡くなり、リンドロスさんは一命は取り留めたものの、全身の70%以上に火傷を負い入院しているとPEOPLEは伝えている。2人の間には3人の子どもがいるという。
当局は23日にプレスラーを殺人罪で起訴し、指名手配。26日に現場から約100キロ離れたヘンプステッドで身柄を拘束した。ABC13によれば、モンゴメリー郡刑務所に移送される予定だという。
プレスラーが殺人罪に問われるのは、これが初めてではない。
前出のABC13によると、昨年9月、筋ジストロフィーを患っている当時20歳のシエラ・ロードさんが就寝中に射殺された事件に関与しているとして逮捕、起訴されているという。
事件当時、逃走に使われた車と同じ種類のトラックにプレスラーが乗っていたことが逮捕の決め手となったが、判事は「彼女と銃撃を結びつけるほど強力な証拠には当たらず、起訴に正当な理由はない」として起訴を取り下げていたと、ABC13は報じている。