ヴェスヴィオ山の火口。キャロルさんは手前の整備された道の反対側を登ってきたという(写真:John Warburton-Lee/アフロ) 画像を見る

西暦79年に大噴火を起こし、ポンペイ市を壊滅させたイタリアのヴェスヴィオ山。「Nature」誌は2011年に同山を「ヨーロッパの時限爆弾」と表現している。「世界で最も危険な火山の1つ」とし、1944年の噴火を最後に現在は小康状態を保っているが、「これまで考えられていたよりも危険であることがわかり、将来起こりうる噴火の危険性と規模について活発な議論が行われている」としてい...

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