■中国で1000万人以上のフォロワーを持つ日本人監督が撮影したドキュメンタリー映画『劇場版 再会長江』
中国の母なる大河・長江。上海、蘇州、南京、武漢、湖南、重慶、四川、雲南、そしてチベット高原の長江源流まで広大な中国大陸を横断する、全長6300kmのアジア最大の大河だ。多くの作家が描いた『三国志』、山崎豊子氏の『大地の子』など数々の作品の舞台にもなった、日本人にとってもなじみの深い河である。
しかし大半の人は、長江の名前は聞いたことがあっても、詳しくは知らない。そんな中、中国に在住し中国でフォロワー数1000万人以上を持つ日本人ドキュメンタリー映画監督・竹内亮は、長江に魅せられ、10年間で2度も長江6300kmを走破し、一本のドキュメンタリー映画を作り上げた。
初めは2011年、NHKの大型番組で長江6300kmを旅する紀行ドキュメンタリー『長江 天と地の大紀行』の監督を務めた時。その後、長江沿いの都市・江蘇省南京市に家族で移住し「長江の民」となった竹内は、10年かけて中国に根付き、中国語も習得。そして、2021年から2年かけて再び6300kmを走破し『再会長江』を撮影した。
竹内の旅は長江河口の上海から始まり、10年前の『長江 天と地の大紀行』で撮影した主人公たちと再会しながら、かつて辿り着けなかった“長江源流、最初の一滴”を今度こそ撮影すべく、北極・南極に次ぐ「地球第三の極地」と呼ばれるチベット高原を目指す。
理想郷・シャングリラに住むチベット族の美少女・ツームー、中国人の心の風景・三峡を航行する貨物船の江船長、女性がリーダーを務める「女の国」に住むジェンジェンなど、10年前に知り合った彼らと再会を果たした竹内は、その変化の大きさに度肝を抜かれる。
圧倒的なスケールの“長江絶景”と、一本の大河を通して見る“激動中国の10年”。
それこそが『劇場版 再会長江』最大の魅力だ。
『劇場版 再会長江』は4月12日(金)より、有楽町KADOKAWAシネマほか全国で順次公開! 作品の詳細情報はこちらから!
■隣国・中国の真の姿、「中国の日常・普通の中国」を知って欲しい
監督の竹内亮は今回クラウドファンディングを実施した理由を次のように語る。
「現在の日本では、中国があまり好意的に報道されておらず、私のような中国で暮らす日本人にとっては、真の中国が多くの日本人に伝わっていないのは残念です。中国在住の日本人の友人と話をすると、『日本のテレビは中国批判ありきで、俺たちが日頃見ている中国とはまるで違う』とため息をつきます。私はドキュメンタリー監督として、20年間守り続けてきたポリシーがあります。
それは、『私は、私が見たありのままの中国を描き続ける』です。『劇場版 再会長江』は、一本の大河を通して、私が見たありのままの『激動中国の10年』を描いた作品です。批判ありきでも、賞賛ありきでもない、真の中国の姿がそこにあります。中国には、巨大なスケールの大自然、悠久の歴史、美味しい料理、オープンで温かい人々など、魅力的な所がたくさんあります。
せっかく日本から飛行機で2時間ちょっとの距離にこんなに面白い国があるのに、中国の悪いところしか知らないのは心底もったいない、と思います。
私は別に『日中友好』を唱えるつもりはありません。今や街にいる観光客も、仕事場も、学校も中国人が増え、日常生活で中国と一切関わりは無いという日本人は少なくなりました。なのに、これだけネットが発達し、情報過多な時代にも関わらず、ほとんどの日本人は<中国の日常><普通の中国>を知りません。
だからこそ、出来るだけ多くの人にこの映画を見てもらいたいのです。特にまだ中国に行ったことのない子供や若い人に見てもらい、彼ら彼女らがこれからの人生で必ず何らかの形で付き合うことになる隣国・中国を知ってもらいたい。『劇場版 再会長江』を通じて、切っても切れない縁を持つ隣国・中国の真の姿を知る事は、きっと皆さんの今後の人生にプラスになることだと信じています。
だからこそ、私の思いに賛同していただける皆さんに、クラファンという形で手助けをしていただきたいと考えています。
日本にとって中国が隣国であり、中国が好きでも嫌いでも、中国と関わらざるを得ないという事実は動かしようがありません。そして現在の日本では、中国があまり好意的に報道されておらず、私のような中国で暮らす日本人にとっては、真の中国が多くの日本人に伝わっていないのは残念です。
今回の作品『劇場版 再会長江』を観て、中国の真の姿を知っていただくことは、きっと作品を観た方の人生にプラスになると私は信じています。『劇場版 再会長江』との出会いが人生のプラスになる方が、少しでも多く生まれるためにも、みなさまのご支援をお願いいたします」
竹内が監督したドキュメンタリー映画『劇場版 再会長江』のクラウドファンディングは、3月25日(月)まで応援受付中。
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