現地時間3月26日午前1時30分(日本時間3月26日午後2時30分)ごろ、米国東部メリーランド州の港町・ボルチモアで大規模な橋の崩落が発生した。
現地メディアによると、崩落したのは「フランシス・スコット・キー橋」で、シンガポール船籍の大型コンテナ船が衝突。瞬く間に、橋の大部分が崩れ落ちた。
衝突したコンテナ船「ダリ」は、衝突前に電力を喪失。救難信号を出したといい、緊急通報を受けて橋はすぐさま通行止めとなったという。しかし、事故により、複数の車両と橋の路面補修をしていた作業員が川に転落。6人が行方不名となっている。
この衝突の瞬間は「StreamTime Live」のライブカメラの映像に収められるなどしている。映像では、コンテナ船の照明が突如消え橋に接近、その後電力が復旧するも船からは黒い煙が。その後、再度照明が落ち、再び電力が戻ると同時に支柱に衝突する様子がはっきりと写っていた。衝突の1分ほど前には、橋の上を車両が通過する様子もみられた。
事故の動画はSNS上で瞬く間に拡散。日本でも衝撃を受ける人が続出した。
《こんなの橋の上の人達は生きれないだろ..》
《映画のワンシーンかと思える光景だが現実の大事故なんだよな… 巻き込まれた方ご冥福をお祈りします》
《運転しててこれは恐ろしすぎる。みんな助かるといいけど》
《アメリカの橋崩落の映像怖すぎ》
27日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演した風間晋解説委員は、今回の事故について「ワシントンとニューヨークを結ぶ大事なルート。長期にわたって使えなくなると、日本にも大きな影響がある。ただ、復旧に向けての長期化は避けられない」とコメントしている。日本の生活にも、影響が広がりそうだ。