SHINeeのオンユが書類送検されるという警察側のコメントが伝えられている中、韓国の地上波芸能情報番組「新SBSテレビ芸能」が事件の現場だったソウル・江南にあるクラブを訪問し、同店のスタッフと、事件当時、現場に出動した警察と交わしたインタビューを15日、公開した。
事件が報じられた翌日の13日、現場を訪れた同番組の取材陣はクラブのスタッフに「昨日、オンユさんがここにいらしたと聞いてますが?」と尋ねると、スタッフは「(オンユを)見てはいますが、いつ入られたのかは正確にわかりません。遊びにきたんでしょうね」とし、「パトカーが行くのを見てオンユだって言ってました、人たちが。ただそう行って(状況は)終わったんです」答えた。
取材陣は当時通報を受けた警察署を訪問。現場に出動していた警察官とのインタビューも公開した。警察官は「その女性の彼氏さんが通報しました。(女性が)自分を触ったって」とし、「オンユさんはどんな状態でしたか?」と尋ねると、「お酒をちょっと飲んでいたようだが、とても大人しかったです。帽子をかぶってて、自分がお酒を飲んだから記憶がないけれど、そういうことがあったならごめんなさいって言ってるようで申し訳ないって」と答えた。
警察の調べで、オンユは「酔っ払っていたので何も覚えてない」と供述したが、事件があった翌日、あるメディアは目撃者の証言を通じて当時の状況を明らかにした。同メディアは目撃者の話を借りて「午前5時30分:オンユは5人の友人とクラブを訪れた。一行の中に芸能人はいなかった。オンユはすでに泥酔の状態で入場し、テーブルを掴んでいた」「午前6時30分:初めて接触があった時刻だ。オンユは体の重心をとることができなかった。1人で体を支えられない状況。オンユはテーブルでふらつきながらA氏の脚を掴んだ」と述べている。
「新SBSテレビ芸能」はこの記事を紹介しながら、なぜオンユがA氏の脚を触るようになったのかについて調べるために、クラブのスタッフとの話を続けた。スタッフは「私たちはステージを、これをステージって言うんです。テーブルを。皆このテーブルに上がっているから、これが全部ステージなんです。私たちはこのテーブルをステージだと見てますから」とし、ステージの代わり客がテーブルの上で踊るクラブだという。そのため、オンユは友人らと一緒にいたテーブルの上で踊っている女性の脚を柱だと思って触り、それが繰り返されるとA氏は警察に通報することになったと説明した。
当時現場に出動した警察官は、「女性の方が処罰を求めていたので、私たちは(オンユを)、警察署に連れていって、ところで(警察署では)告訴を取り下げたと聞きました」と話し、事件が知られてからしばらくして、被害を主張した女性は「誤解が解けた」としながら告訴を取り下げた。その後、オンユの所属事務所は「お酒を飲んだところで起きかねないハプニングであることを認知し、これにすべての誤解が解けられ、どんな処罰も望まないという取り下げ書を提出しました」とコメントした。
しかし、女性が告訴を取り下げたこととは関係なく、捜査は継続する方針だと立場を明かした警察は、今回の事件を起訴意見で検察に送検すると伝えており、オンユ側も「残りの捜査に、誠実に臨む」と立場を伝えた。
一方、番組をみた視聴者やネットユーザーからは、
「なんでオンユらのテーブルで踊るわけ?」
「これは怪しい。オンユがやられたんじゃない?」
「通報する時は、必ず彼氏が登場するんだね」
「女と男、グルーなんじゃ?」
「飲みすぎはダメだよ。オンユ!」
「検察にはとことん捜査してほしい」
などの声が寄せられている。
(記事提供/THE FACT JAPAN)