「ここ数年、韓国では男性の美容に対する意識が急速に高まっています。ある世論調査では、20~30代の男性の8割が『成功のために容姿は重要』と考えており、2人に1人は『自分の容姿に不満を持っている』と回答しています」
 と話すのは韓国の美容ライター。人気の韓流STARも例外ではなく、
たとえば先月28日に挙式したクォン・サンウ(32)もデビュー当時、自分の容姿に強いコンプレックスを持っていました。友人のソン・スンホン(32)に会うたびに、
『彼の彫刻のような顔立ちに比べ、自分の顔はなんて平凡なんだろう』と劣等感を抱いていたそうです
」(ライター)
 またサンウは、かつてあるトークショーで、
小さいころから目尻のシワをとても気にしていた」とも語っているが、このように、 “コンプレックス”を持つSTARは意外と多いという。
 自分の『大きな口が大嫌いだった』と言うのはイ・ビョンホン(38)。彼は以前あるテレビ番組のインタビューで、「私は口が大きくて、自分の笑顔にひどいコンプレックスを持っていました」と話している。韓国紙記者が語る。
ビョンホンはほかにも、いまでは彼の魅力のひとつとなっている“低音の甘い声”にコンプレックスを感じていたそうです。留守番電話に声が記録されるのも嫌でたまらず、『留守電にメッセージを残したことがほとんどない』と話していました(笑)。
 幼いころは、米国在住の親戚にメッセージテープを送るのが『苦痛だった』そうです

 今月15日に日本初シングル『いつか』を発売するビョンホン。映画やアニメのナレーションにも定評がある“美声の持ち主”の意外な面だ。
 彼と同じく“声”にコンプレックスを持っていたというのは東方神起ジュンス(21)。
デビュー当時は声が細いことにストレスを感じていました。ところが、その歌声が彼の魅力としてファンに認められるようになった。いまではすっかり自信を持ったようです」(韓国の音楽関係者)
 ちなみに同じ東方神起メンバーのチャンミン(20)は、
髪の毛が硬くて量が多い」ことが悩みだそう。ヘアスタイルがなかなか決まらず、
「坊主頭にしたらどんなに楽か」と周囲に漏らすことも。
 映画『王の男』でブレイク、今月23日からソウルで開催される『ソウル韓流フェスティバル』で広報大使を務めるイ・ジュンギ(26)は、
彼は特徴のある“切れ長の目”にコンプレックスを持っていたそうです。『切れ長の目が中性的な印象を与え、役柄が限られてしまうのでは』と自分の個性的な顔立ちに悩んでいた時期もあるようですね」(前出の韓国紙記者)
 自身の“目”について不満を持つSTARも多い。
 ドラマ『パリの恋人』で人気を博したイ・ドンゴン(28)は、以前あるトークショーで、
いまではトレードマークとなっている自分の“垂れ目”が嫌いでした。周囲から『眠たそうな目』とか『やる気がなさそう』と言われることもありました」と話している。
 先ごろ、4年ぶりの映画復帰作『映画は映画だ』(9月公開)で100万人の動員を記録したソ・ジソブ(30)は、
「デビュー当時は“小さな目”に悩んでいましたが、現在は“輪郭”にコンプレックスを持っているようです。『男性らしいシャープな輪郭に憧れる』と言っていました」(記者)
 ジソブ自身もトーク番組で、
チャン・ドンゴンさん(36)のような顔立ちに憧れていて、以前は二重まぶたの美容整形を真剣に考えていました
 と明かしているが、そのドンゴンは“美しすぎる”と言われる容姿に強いコンプレックスを抱いていたようだ。
「デビュー直後から“二枚目俳優”として注目を浴びていたドンゴンは、周囲から、『本当にハンサムだね』と言われることを嫌っていました。彼は、『まるで《容姿以外は内容がない》と言われているように感じていた』そうです」(ドンゴンの知人)
 一方、女性の場合は体形にコンプレックスを持っているケースも少なくないようだ。
 元祖CM女王のセクシータレント、イ・ヒョリ(29)は、
「欧米人のような上半身と、東洋人的な下半身の“アンバランス”な体形が悩み。脚が短く見えるので、10cm以下のハイヒールは履きません」と韓国誌の取材に答えている。
 クォン・サンウの主演映画『青春漫画』でもお馴染みのキム・ハヌル(30)は、身長167cm、45kgという細身の体形に不満を持っているという。
「本人は体の線が細くて虚弱な印象を与えることを気にしているようです。友人女性に『なかなか太れない』と相談して顰蹙を買うこともあるそうですが(笑)」(ライター)
 カンヌ主演女優賞のチョン・ドヨン(35)は自身の“広いおでこ”が嫌いだったそう。
額を隠すため、学生時代は“クレオパトラ”のように前髪を下ろしていました。友人に『髪をアップにしたほうが可愛い』とアドバイスされても、絶対に聞き入れなかった。
 うまく額が隠し切れない日は、セットを何度もやり直して授業に遅刻することもありました
(笑)」(彼女の知人)
 コンプレックスを逆に魅力に変えられるのが、STARの証しなのかも……。

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