ふだんはいろんな役を演じるSTARも、素の自分に戻ることができる。それがブログの魅力なんでしょう
 と語るのは、約1千人の芸能人も登録する、韓国の大手SNS運営サイト『サイワールド』の担当者
『サイワールド』は、日本のmixiよりも歴史は古く、’99年にサービスを開始。今では韓国の総人口4千850万人の半数に近い2千200万人が登録しているという。
「特に私生活の様子を書いた日記や写真を載せたSTARのブログに、人気が集まっているようですね」(前出の『サイワールド』担当者)
 日本での有名人ブログナンバーワン人気といえばギネス記録を打ち立てた上地雄輔(29)だが、今週の「韓ナビ!」では、韓流STARの人気ブログを各運営サイトの集計をもとに本誌独自にランキング。
 栄えあるブロガー・ベストワンは、イ・ジュンギ(26)。
とにかくマメ。最近では、『一枝梅』などドラマのロケ現場にも、ノートPCを持ち込んでいるそうです」(韓流ライターの高橋尚子さん)
 出番待ちのときなどに、オフショットを撮っては、すぐにウェブに上げているという。
イ・ジュンギはデビュー当時から、ずっとブログを書き続けています。海外や地方に行っても、時間があれば更新しています。
 ファンとの交流は、ふだんはなかなかできないので、ブログは大いに役立っています」(事務所関係者)
 韓国紙記者も言う。
「韓国でもBSE(牛海綿状脳症)騒動が起こり、米国産輸入牛肉は社会問題になっています。
 ジュンギは、輸入反対デモを鎮圧する政府を批判するメッセージをブログ上に載せて、ネチズンの間でも反響がありましたね
 ジュンギには社会派な一面もあるのだ。
 パク・ヨンハ(31)や『スーパージュニア』のキム・ヒチョル(25)もブログ上で、米国産輸入牛の反対を表明していた。
入隊中の日々を綴って大人気に!
 2位は、今年1月に入隊したコン・ユ(29)。休み時間に、兵舎にある共有PCから近況を送っているそうだ。「コン・ユのブログは、入隊してから火がついたんです。軍隊という特殊な世界から発信していることで、レア感があるようです。ファンも彼の元気な姿を知って安心していますね。
『コーヒープリンス1号店』で共演した俳優のイオンが、今年8月にバイク事故で他界したときも、悲しみに沈んだ追悼のメッセージを載せていました」(高橋さん)
 3位は、ドラマ『ナイスガイ』(’03年)や音楽番組のMCも務める女優ソ・ユジン(27)。彼女はソ・ジソブ(30)とは縁戚関係だという
 ベスト3は全員、20代だった。ブログは若いSTARの情報発信源のようだが……。
「若い俳優のなかでも、キム・レウォン(27)のように、パソコン・オンチがいますよ(笑)」(高橋さん)
 そんなレウォンも、北京五輪前、彼のファンを公言する韓国のフェンシング女子代表選手に、応援メッセージを送っていた。
『いかさま師』(’06年)などに出演する女優キム・ヘス(38)は4位。唯一、“アラフォー”世代のランクイン。
「真剣な表情で絵筆を握って、キャンバスに向かう写真を載せていました」(前出の記者)
 彼女の作品は韓国のカルチャー誌に紹介されるほどの腕前だとか。
 5位は、『思いっきりハイキック!』のチョン・イル(21)。
 だが、締切り前にブログを確認してみると、封鎖されていた!
ネット上の誹謗中傷が原因とされるチェ・ジンシルさん(享年39)の自殺後、一部の芸能人は、ブログを閉鎖したり、アクセス制限中です。炎上を恐れてのことでしょう」(前出の記者)
 6位のペ・ドゥナ(29)は、『サイワールド』の人気ブログ・ランキングで、常に上位をキープする“韓国の中川翔子(23)”。
《家が近所なので、一緒にスーパーでショッピングをして、食材を半分ずつ分けたりしています》
 と同じ’98年デビューの友達コン・ヒョジン(28)との仲のいい様子を、ツーショット写真入りで紹介している。
 7位のキム・ヒソン(31)は現在、妊娠中。今年、2月には実業家の夫とのアメリカへのハネムーンの様子を、
《私を大切にしてくださる皆様のために、新婚旅行の幸せを共有したいので、写真を公開します》
 と、アツアツのコメント入りで公開していた。
 ヒソンのブログは、韓国のブログの象徴的存在だという。
韓国ではブログは、恋人同士が愛を確かめ合う場所でもあるのです」(高橋さん)
 ブログという公の場で、好きと伝えること=“深い愛の証明”なのだ。
 8位は、唯一、日本語で書いているBoA(21)。
「韓国ではBoAのファンは、親日派が多いんです。BoAの書き込みを読むために、日本語を勉強しているそうですよ」(前出の記者)
 9位は、リュ・スンボム(28)&コン・ヒョジンのカップル。今年7月も、グラビア撮影で訪れたイタリアのピサの斜塔前でのツーショットを公開していた。
「2人はそれぞれのブログで、アングルは違うけど、同じ場所の風景写真を掲載することもあります。相手の名前は『愛する人』とか、実名を書いていませんが、デートで訪れた場所だということが、バレバレ(笑)。ファン公認カップルなんです」(高橋さん)
 10位はシネ(26)。CMモデルとして脚光を浴び、『夏の香り』でソン・スンホン(32)の初恋の相手役を演じて人気になった美人女優だ。
ベスト10中女性はなんと7人も! 今後は男性STARの巻き返しなるか!?

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