「韓国には《3歳の癖は80歳まで続く》という諺があります。STARの多くは何かしらの癖を持っていて、映画やドラマなどでそれを確認できることもあります」
と話すのは、韓国の女性誌記者。’09年最初の「韓ナビ!」は、STAR17人の意外な“癖”の数々をチェック!
まずは今春、実に6年ぶりとなるドラマ『アイリス』に主演するイ・ビョンホン(38)。
「彼の癖は《親指を噛む》ことと《貧乏ゆすり》。’96年公開の映画『彼らだけの世界』でギャングを演じた際、役作りで繰り返していた癖が抜けなくなってしまったそうです(笑)」(韓国・映画関係者)
このほか、考え事をする際《人さし指で小鼻を押さえる》《おでこに手を当てる》《両手で顔を覆う》など、いくつもの癖を持つビョンホン。
実際、かつて本誌がインタビューした際も、彼はこれらのしぐさを繰り返していた。
「また、飛行機や車に乗ったときや、オンドル部屋(床暖房仕様の部屋)に入ると《靴下を脱ぐ》という癖もありますね。’06年公開の映画『夏物語』の撮影時は、若い女性スタッフに“オヤジくさい”とからかわれていました(笑)」(前出・映画関係者)
そのビョンホンと、昨年公開の映画『いいヤツ、悪いヤツ、変なヤツ』で共演したチョン・ウソン(35)は、“独り言”が昔からの癖だという。
彼自身、かつて韓国誌の取材にこう話している。
《ひとりのときは、思いついた言葉をありのまま口に出すようにしています。もちろん、人前ではやりませんが(笑)》
現在公開中の映画『双花店』を最後に芸能活動を一時休止、今年、軍への入隊が予定されているチョ・インソン(27)も、《鼻に手を当てる》のが癖だそう。前出の記者が語る。
「彼の場合は、特に緊張したときにこのしぐさを見せることが多いですね。ファンミーティングや舞台挨拶などのイベントでよく目にしますよ」
またインソンは、本業の記者が驚くほど《何でもメモをとる》癖があるという。
「これは癖というか習慣なのでしょうが、先日の『双花店』の会見の場でも、記者の質問を必死にメモしていました」
インソンは韓国紙の取材に、
《メモをとることで頭の整理ができるので、自分ではいい癖だと思う》と語っている。
昨年、インソンより一足先に入隊したコン・ユ(29)は、
《撮影に入るとついタバコに手が伸びてしまい、本数が増えてしまう》そう。こちらは、俳優仲間に“悪い癖”だと煙たがられているそうだ。
緊張したとき無意識に癖が出てしまうのは一般人もSTARも同じ。昨年、5年ぶりとなるドラマ『オンエアー』(SBS)で本格復帰を果たし、現在日本ツアーで来日中のパク・ヨンハ(31)は、演技中に力が入ったとき《目に力を入れて二重風にする》のが癖。
そのヨンハと『オンエアー』で共演したキム・ハヌル(30)は《NGを出して焦ると髪を触り続ける》癖があるという。
キム・ヒソン(31)も《インタビュー取材のときに首を横に曲げる》癖が出るとか。
また、昨年12月にクリスマスイベントで来日したばかりのイ・ドンゴン(28)は、記者会見やインタビュー取材の場で《口や顎を触ったり、しきりに襟足を?く》しぐさを見せるし、カン・ドンウォン(27)も《ずっと耳たぶを触り続ける》といった癖がある。
「ドンウォンのもうひとつの癖は、写真を撮るとき思わず“Vサイン”をしてしまうこと。関係者に『素人じゃないんだから……』と言われています(笑)」(記者)
現在放送中のドラマ『彼らの住む世界』(KBS)が好調のヒョンビン(26)と、東方神起のジュンス(22)は2人とも《無意識のうちに舌を出す》のが癖だという。
「ジュンスは、《笑うときに手で口を隠す》という癖も持っています。メンバーに『オネエっぽい』と言われてからは気をつけているようですが(笑)」(韓国の音楽関係者)
同じく東方神起のチャンミン(20)も、《笑うときに手を叩く》癖がある。
ちなみに、元祖CM女王のイ・ヒョリ(29)の場合は、
「彼女は笑うとき、自分の手ではなく、話している相手や周りの人をバシバシ叩く癖があるんです。あれはけっこう迷惑(笑)」(韓国の芸能関係者)
冬の手荒れに悩むチャン・ドンゴン
昨年9月に女優、ソン・テヨン(28)と結婚したクォン・サンウ(32)は、《ペン回しをする》のが小さいころからの癖だそうだ。
「’07年に公開された映画『HERO』の韓国ロケの際、主演の木村拓哉さん(36)が、共演者のペク・トビン(29)にペン回しの奥義を伝授し、韓国の芸能界でちょっとした話題となったんです。
最近は国内で『ペン回し大会』も開かれるほどブームで、サンウも『自分が出たら上位入賞は間違いない』と話していました(笑)」(前出・記者)
現在放送中のドラマ『スターの恋人』(SBS)に主演するチェ・ジウ(33)は、《撮影に入る直前、必ずトイレに入る》ことが習慣になっている。
前出のドラマ関係者が話す。
「小学生のころ母親に『授業の前や外出する前は、行きたくなくても必ずトイレに行っておきなさい』と言われ続け、それが自然と身についてしまったようですね」
かつての教訓から《手洗いが癖になってしまった》と言うのはチャン・ドンゴン(36)。
「デビュー当初、風邪をこじらせてロケに支障が出たことがあり、それ以降は風邪予防の基本である“手洗い”とうがいをマメにするようになったそうです。ただ冬場も頻繁に手洗いをするので『この時期は手荒れが悩みの種』と話していました」(映画関係者)
’04年公開の映画『僕の彼女を紹介します』で日本のファンも多いチャン・ヒョク(32)は会話の際《なぜならば……》と言うのが口癖。彼を取材した韓国紙記者が話す。
「彼はインタビュー時の回答が長いことで有名なんです。ひとつの質問に10分以上かけて答えることも珍しくない。
答え方にも彼特有の癖があって、まず先に結論を言ってから、『なぜならば……』と始まるんですよ(笑)」
“なくて七癖”というけれど、STARのしぐさをじっくり観察すれば、彼らのユニークな“癖”が発見できるかも!