今週の「韓ナビ!」は、STAR13人の“勝負食”をご紹介。“ここ一番”の大事な撮影や大舞台に立つ前、彼らはどんなものを食べているの?
 今夏、最新作のハリウッド映画『G.I.ジョー』が公開される予定のイ・ビョンホン(38)の“勝負食”はずばり「カムジャタン」。ジャガイモと豚の背骨を使った鍋料理で、これに辛味噌のコチュジャンをたっぷり入れて激辛に煮込むのがビョンホン流だそう
 昨年、韓国で約690万人を動員した映画『いいヤツ、悪いヤツ、変なヤツ』の過酷なロケも、唐辛子のカプサイシン・パワーで乗り切ったという。韓国の映画関係者が語る。
「中国ロケの現場では、毎食必ず、唐辛子の利いた辛い炒め物やコチュジャンの和え物など、ビョンホンさんの大好物が並びました。
 大量の食材や手作りのおかずは彼のお母さんが韓国から送ってくれたもので、ホテルに専用の大型冷蔵庫を置いて保存していました
 この冷蔵庫は「好きなときに好きなものを食べてほしい」というビョンホンの計らいで関係者にも開放。“24時間食堂”と呼ばれ、共演者やスタッフの胃袋を満たしたそうだ。
 映画『JSA』の撮影時は、《母の手作り「キムチ海苔巻」を現場に持参していた》というビョンホン。今回も、
《母の手料理を食べたおかげで気合いが入り、困難な撮影もなんとか乗り越えられた》とご満悦だったとか。
 続いては、3月に新作アルバムをリリース、5月からの日本ツアーも決定した東方神起。メンバーがレコーディングやステージに立つ前に必ず食べるのが、豚の腸詰め入り雑炊スンデクッパ」だ。
「日本や中国での活動中は、なかなか食べる機会がなかったようです。昨年、韓国で本格復帰した際は、帰国するや全員で食堂に駆け込み、スンデクッパを思う存分食べたそうです」(韓国・女性誌記者)
 新作映画『田禹治(チョン・ウチ)』が今年公開されるカン・ドンウォン(28)は、故郷・釜山の名物料理テジクッパ(豚肉の雑炊)」が大の好物。自身も、
《テジクッパを食べると調子が上向きになるんです》と韓国メディアに話している。
 また、“気合い”を入れるときに決まって食べるのは、日本でもお馴染みの「参鶏湯(サムゲタン)」だそう。
「鶏のお腹に漢方薬やもち米などを詰め込み、丸ごと煮込む参鶏湯はコラーゲンも豊富。女性にも人気の滋養食です。
 低カロリーで脂肪の少ない鶏肉を使用しているので、ダイエットにも効果的なんですよ」(韓国の美容ライター)
 映画『タイフーン』でチャン・ドンゴン(36)と共演したイ・ジョンジェ(35)も、
上着を脱いで闊歩するたった1シーンのために、3食とも参鶏湯を食べて体を作った》というほど、その効果は抜群のようだ。
 昨年、ドラマ『食客』(SBS)で天才料理人を好演したキム・レウォン(27)のスタミナ源は、「コンククス(豆乳冷麺)」。参鶏湯と並ぶ韓国の代表的な滋養食で夏場はもちろん、食欲のないときでも、
無理なく、手軽に栄養補給できるのが魅力》(本人談)という。大豆モヤシや、キュウリ、トマトなど野菜もふんだんに使うので、美容食としても人気のある一品だ。
 女性も羨む美肌の持ち主、イ・ジュンギ(26)は、大切な撮影の前に必ず「ピンクサイダー」を飲むという。
これは、済州島の特産物で、天然記念物にも指定されているサボテンの一種“百年草”の実をサイダーに漬けたものです。美肌効果はもちろん、喉のコンディションを整える効果もあるといわれています」(前出・美容ライター)
 ドラマ『チェオクの剣』(MBC)や『ファン・ジニ』(KBS)で日本のファンも多いハ・ジウォン(29)は、
《元気の素は、私が考案したオリジナルのトッポッキ。食べると力が湧くんですよ》と、かつてバラエティ番組で明かしている。
 韓国ファストフードの定番“トッポッキ”は、“トック”と呼ばれる餅を、砂糖やコチュジャン入りの特製ソースで甘辛く炒めた料理。
 ジウォンのオリジナル・トッポッキには、甘辛ソースのレシピに秘密があるという。
砂糖水にコチュジャンとゴマ、水飴を混ぜるのは一緒ですが、私の場合はここに“ピーナツバター”を加えます
 甘さとコクが増して、味に深みが出るそうだが、カロリーもヘビー級なのでは?
「アクション女優としても評価の高い彼女は、毎日欠かさず激しいトレーニングをしていますから、一般の女性よりも運動量が多いんです。
 高カロリーのオヤツを平らげても、168cm、46kgというスレンダーな体形を維持しています」(前出・記者)
 というから羨ましい限り。ちなみにジウォンが考案したトッポッキは、彼女の体形から“セクシー・トッポッキ”と名付けられている。
 ドラマ『秋の童話』(KBS)で国民的人気女優となったムン・グニョン(21)は、撮影現場で「ビーフジャーキー」を食べるのが習慣だという。
「韓国人はスルメやジャーキーなど硬いものが大好きなのですが、彼女は現場でも常にビーフジャーキーを口にしているんです」(ドラマ関係者)
 本番前の集中力を高める一方で、緊張感を和らげようとする、彼女なりのリラックス方法なのかもしれない。
 最後は、現在韓国公開中で観客動員数200万人を突破した大ヒット映画『双花店』で、主演のチョ・インソン(27)と共演したチュ・ジンモ(34)。
 勝負食は、まさに韓国の国民食ともいえる「キムチ」だ
「’01年の韓中合作映画『MUSA―武士』の中国ロケでは、キムチが恋しくなり、急きょ、韓国から届けさせたほど。
 彼自身《キムチパワーで辛い撮影を乗り越えた》と話していました」(前出・記者)
STARのパワーの源は、ずばり“勝負食”にあり!

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