「芸能活動が休止となる兵役は、STARにとって一大転機。華々しい復帰を飾られるかどうかは、入隊のタイミングにかかっています」
と語るのは、韓流コメンテーターのソン・ユジュン氏。
韓国男性にとって兵役の義務は避けられない現実。だけど、そのピンチをチャンスに変えることだってできるのだ。
今回の「韓ナビ!」では、今年入隊予定のSTAR7人の入隊前㊙計画をご紹介!

チョ・ハンソン(28)は、1月9日に2歳年下のチョン・へジョンさんと結婚式を挙げたばかり。新婚ホヤホヤなのに入隊というのは……。
兵役の期間は約2年。恋人と会いたいときに会えない生活に耐え切れず、別れるケースはよくあります。だからこそ結婚して絆を深めたいもの。
チャ・インピョ(42)は入隊直前にシン・エラ(40)と結婚して、今も円満という成功例もあります
」(ソン氏)
入隊前最後の作品は、香港映画『男たちの挽歌』のリメーク作『無敵者』になりそう。
実はヘジョンさんのお腹の中には、妊娠7カ月の赤ちゃんがいる。愛児を心の支えとする入隊になりそうだ。

ドラマ『ヒーロー』(MBC)の撮影を終えたばかりのイ・ジュンギ(27)は“コンサート”を計画中だ。
日本、韓国、中国をはじめとするアジア・ツアーになるという報道もあった。
“コンサート”と報じられているとおり、彼のファン集会は、歌をじっくり聴かせてくれることで、記者にも定評があるんですよ」(韓流ライターの石川恵子さん)
昨年のファン集会も、自ら構成するほどの入れ込み。
「CDもリリースしていますが、『歌手デビューの予定はない』と公言しています。歌は、自分が作品に出演していない間に楽しんでもらえたら、という彼なりのファン・サービスなんです」(石川さん)
RAIN(27)は、本業の歌手以外での出演の可能性もあるようだ。
「映画『サイボーグでも大丈夫』(’06年)はヒットになりませんでしたが、同作で俳優RAINの可能性に目をつけたパク・チャヌク監督が、再び熱烈なラブコールを送っているようです」(ソン氏)
イ・ドンゴン(29)は、『夜になれば』(’08年MBC)以降、ドラマや映画への出演はない。昨年にアイドル・ユニット『4Tomorrow』のPVに出ている程度だ。
’08年、実弟が留学先のシドニーで凶弾に倒れた。今もその身内の不幸をひきずっているのだろうか。
最近も、女優チャ・イェリョン(24)との交際・破局報道に困惑しているようだ。
実は1本ドラマが決まっていたんですが、制作が延期になって、出演が白紙になったんです」(ソン氏)
除隊後の完全復活に期待!

入隊前のSTARが好むラスト作は―

昨年、麻薬使用で執行猶予付きの有罪判決が出て以来、芸能活動を自粛中のチュ・ジフン(27)。一足早く、2月2日に入隊が決まった。
自ら罪を認めたことで、多くのファンが、減刑を求める嘆願書を送りました。『皆様が送ってくださった温かい励ましの言葉や心に感謝します』という内容のメッセージを綴っていました。謹慎生活中、ファンの大切さが身に染みたようです」(石川さん)
映画『キッチン〜3人のレシピ』(’08年)が、ベルリン国際映画祭に招待されたのは、ジフンの実力の証しだ。
いい意味で反省期間になりますよ。次世代のソン・スンホン(33)といわれた逸材で、除隊後の活躍が最も注目されている俳優です」(ソン氏)
カン・ドンウォン(29)は、2作の映画に出演予定だ。
「釜山を舞台にしたオムニバス映画『釜山プロジェクト』。もう1本の『超能力者』が、3月クランクインと報じられています」(石川さん)
日本での公開はまだ先の話。プロモーションでの来日も期待薄のようだ。
「昨年末の来日ファン集会は、正真正銘、ファン・クラブの会員限定で、マスコミも入れなかったんですよ。それも本人たっての希望で“無料”でした」(石川さん)
最後は、最高視聴率43・6%の大ヒット作『善徳女王』(’09年MBC)出演で今、最も旬のキム・ナムギル(28)。
すでに撮了した映画『暴風前夜』が3月に公開予定。もう1本、日韓共同制作ドラマ『悪い男』に出演予定だ
「『ごめん、愛してる』(’04年KBS)で演出担当のイ・ヒョンミンの監督作です。財閥の後継者を狙う完璧な男を演じるようです」(石川さん)
新作にも期待だが、『善徳女王』への出演は大成功だった。
全62話もある『善徳女王』のような長編歴史ドラマへ出演することは、入隊前の俳優にとって、非常に大きなチャンスなんです」(ソン氏)
韓流ドラマは、日本ではまずCSや衛星放送、次に地上波、という順に放映されることが多い。
話数が長い分、長編作のほうが、地上波での放映と除隊のタイミングが近いわけです。
つまり、ファンは兵役というタイムラグを感じないため、STARは復帰しやすいのです。特に役柄のイメージが強い歴史モノは重要ですね
」(ソン氏)
ただ、素顔のナムギルは、そんなビジネス的なことは全く気にしないタイプだとか。
「彼は幼いころから演劇に夢を抱いていたんですが、貧しい家庭に育った苦労人です。家族の手前、収入が不安定な役者を続けていいものか、大きな葛藤があったそうです。
ようやくブレイクした矢先での入隊です。でも、兵役というブランクで、将来の人気を心配するような性格ではありません。それよりも、演劇への渇望のほうが強いでしょう」(石川さん)
STARの入隊の裏側にも、もうひとつのドラマが秘められているのだ。

ヨン様 HOT通信 新作は「対テロ」映画に!? オファーされた「スナイパー」役

1月下旬になって、ヨン様(37)の映画出演への可能性が急浮上している。
韓国紙によると、今年12月公開予定の対テロ映画『バグダッド・プロジェクト』に、チャン・ドンゴン(37)とともにヨン様にもオファーが届いているという
同作は、’04年、イラクの首都バグダッド近郊で、テロ組織に殺害された貿易会社勤務の韓国人男性、キム・ソンイルさんの事件が題材のようだ。
主演はチェ・ミンシク(47)に決まり、スナイパー役として2人に出演依頼が来ているようです」(韓国紙記者)
ヨン様の関係者に確認すると、「オファーが来ていること自体確認していない」という。
1月31日からは「スカパー!」で、ヨン様の’03年初来日からの軌跡を収録した番組『History of ペ・ヨンジュン』が放映開始。詳細はDATVのホームページ(http://datv.jp/)へアクセスを。“思い出”に浸りながら新作の朗報を待つしかない⁉

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