1話1億ウォン(以下、と表記。約790万円)クラスの大物俳優の起用は減って、1話1千万(約78万
円)前後の俳優を、主演に抜擢するドラマが増えています。今は新人にとって飛躍のチャンスですね

と語るのは、韓流コメンテーターのソン・ユジュン氏。
最近の韓国エンタメ界は、可能性を秘めた新人や無名俳優が活躍するケースが目立つ。
そこで、今回の「韓ナビ!」では、“ギャラは割安”ながらも、視聴率に貢献するデフレ時代の○旬
STARを大研究。韓国3大テレビ局が注目する○得俳優10人を発表!

ベスト1は、『太王四神記』(’07年MBC)でヨン様(37)演じるタムドクの幼少期を演じたユ・スンホ(16)。
子役時代に培った演技力を生かし、現在は日本の漫画『ドラゴン桜』原作の『勉強の神』(KBS)に主演。視聴率20%超と大躍進中だ。
どんなに高視聴率でも、未成年のギャラは割安なんです。今作でも1話あたり高くても1千万(約78万円)でしょう」(前出のソン氏)
スンホは韓国での『バレンタインデーにチョコレートをあげたい年下芸能人』アンケートでも堂々の1位に。
「『勉強の神』の会見では、『成人するまで恋人はつくらないつもり』と照れ笑いし、ファンを安心させましたよ」(韓流ライターのイ・ミナさん)
2位は、最高視聴率43・6%の『善徳女王』(’09年MBC)のキム・ナムギル(28)。
彼こそがドラマの大ヒットの立役者ですが、1話あたり1千万(約78万円)以下だったと聞いています。
歴史モノは大がかりなセットや衣装に経費が費やされるので、俳優のギャラは抑えられる傾向にあるのです
」(前出のソン氏)
そのナムギルは、日韓共同制作ドラマ『黒い男』(韓国では5月から、日本では『赤と黒』というタイトルで今秋以降にNHKで放映予定)のロケで来日。
2月中旬まで岐阜・下呂温泉でロケが行われた。まさに旬の彼でさえ1話2千万(約160万円)程度だという。
「先月にはスマトラ島を訪れ、被災者に救援物資を手渡しました。収入アップ分を社会貢献で、“お返し”することは、もはやSTARの条件ですね」(前出のイさん)
3位タイは、韓国版『花より男子Boys Over Flowers』(’09年KBS)のイ・ミンホ(22)とキム・ボム(20)。
「韓国版『花より男子』は、視聴率35%を超える大ヒットでも、2人のギャラは1話1千万(約78万円)程度でした」(前出のソン氏)
ミンホは、4月放映の『個人の趣向』(MBC)に出演が決定。ボムは『まだ結婚したい女』(MBC)に出演中だ。
「ミンホは、共演のソン・イェジン(28)と同じクラスの1話2千500万(約200万円)程度だと言われています。
ボムは2千万(約160万円)に少し届かないくらいでは。主演映画『飛翔』(’09年)がヒットすればミンホと同等だったはず」(前出のソン氏)
5~7位には、視聴率30%台をキープ中の『チュノ~推奴~』(KBS)に出演の3人がランク・イン
「主演のチャン・ヒョク(33)は昨年11月に第2子が生まれたばかり。『チュノ』のロケと重なったため、出産は、奥さんからの電話で知ったそうです」(前出のイさん)
という彼は、1話2千万(約160万円)前後だという。
ほかの俳優にも言えることですが、最近はプロ野球選手のように出来高制が導入され、視聴率によってプラスαの収入が得られるシステムになっています」(ソン氏)
彼の実際のギャラは、1話3千万(約240万円)~4千万(約320万円)だそう。

視聴率によっては俳優にも+αの収入が

オ・ジホ(33)は日本円で数十万円、キム・ジソク(28)も1話1千万(約78万円)前後。知名度の割には、意外とリーズナブルなギャラが韓国エンタメ界で好評価
「今年1月のロケで、ジホは『とても寒いですが、視聴者からの反響もあり、疲れも感じない』とうれしそうでした」(前出のイさん)
8位は最高視聴率47・1%の『華麗なる遺産』(’09年SBS)主演のイ・スンギ(23)。
「今作では1話1千500万(約120万円)以上だったようです。次回作では、1話2千万(約160万円)以上に上がりそうですが、局にとっても十分、納得できる金額でしょう」(ソン氏)
チャン・グンソク(22)は9位。『ベートーベン・ウイルス』(’08年MBC)、『快刀洪吉童』(’08年KBS)、『美男ですね』(’09年SBS)と人気作に続々、出演中だ。
「もともと、1話2千万(約160万円)前後と高いほうですが、安定感はピカイチ」(ソン氏)
10位ソン・イルグク(38)。
「平均視聴率で40%を超えた『朱蒙』(’06年MBC)でも、ギャラの総額は5億(約3千900万円)ほど。実は1話換算ではわずか620万(約50万円)程度でした。全81話もある『朱蒙』のように、放映回が長い歴史ドラマは、ギャラを1作トータルで支払う契約が多いのです」(ソン氏)
3月放映の『神と呼ばれた男』(MBC)のギャラも1話3千万(約240万円)程度というが、それに見合わないほどロケは過酷だったそう。
「この寒さの中で、100回近く、水中シーンの撮影に挑んだそうです」(前出のイさん)
STARは火の中でも水の中でも厭わず演技する。その元気の源は、やっぱりファンの熱い応援に尽きるよう!

ヨン様 HOT通信 「今年こそ演技をしたい・・・」『神の雫』断念で届いた「次作オファー」!

韓国紙によると、『神の雫』が白紙に戻ったことで、ヨン様(37)の空白スケジュールを見込み、ドラマや映画のオファーが殺到しているという。
現在、ヨン様はドラマや映画のシナリオを読みながら、次回作を検討中と聞いています。特にドラマに注目しているようです」(韓国紙記者)
日本では、3月22日に東京・世田谷区民会館で、『DATVの開局半年記念イベント』が開催される。
ヨン様の出演はないが、1日5回のイベント(1回50分を予定)は、なんと無料! さらに、DATV視聴者限定申込み回の2回目と4回目限定で、ヨン様の側近ヤン・グンファン理事のトーク・ショーが開催されるという。1回あたりの客数は1千人で抽選となる。今回は特別に視聴者限定回のチケットをペアで10組、計20名様にプレゼント!
詳細はhttp://www.datv.jp/までアクセスを。
次回作の決定まではヨン様の決断を待つしかない。

関連カテゴリー:
関連タグ: