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「コメディのキャラクターを演じたのは初めてです」

 

河村隆一プロデュースの新曲『MESSAGE』、男性歌手のカヴァーアルバム『VOICE2』が1031日発売。ショートムービー『ミスター・ジョンフン!!私のスターはチキン男!?』は10月末より東京、大阪、名古屋、福岡、仙台の5大都市にて期間限定公開が決定したジョンフン。都内で行われた記者会見は爆笑の連続で大きな期待をあおった。

 

-まずはジョンフンさん、9月15日にコンサートがスタートしたばかりですが、初日の仙台でのコンサートはいかがでしたか?

 

【ジョンフン】コンサートは3年ぶりでしたが、去年仙台で大きな地震があって、たくさんの方たちが被災されましたが、仙台でツアーを始めて少しでもみなさんが元気になられるように良いコンサートだったと思います。

 

-仙台のみなさんはどうでしたか?

 

【ジョンフン】東京とか他の地方から来た方もいましたけど、仙台の雰囲気っていうのは少し静かな雰囲気でしたね。ファンのみなさんも優しい。

 

-新曲の『MESSAGE』について伺っていきたいのですが、日本では2年ぶりということで、リリースされるいまのお気持ちをお聞かせください。

 

【ジョンフン】VOICE2』も出るし、ショートムービーも出るのでそれも嬉しいですけど、やっぱりオリジナル曲をファンの皆さまに届けられることが一番嬉しくて、河村隆一さんの曲ですからそれも光栄だし、本当に僕も嬉しいです。

 

-河村隆一さんが楽曲提供してくださるというのを聞いた時はどんなお気持ちでしたか?

 

【ジョンフン】LUNA SEAは韓国でも有名で本当に光栄だと思いました。初めてレコーディングをしたときにお会いして、かっこ良くて大先輩だから近寄りがたいオーラがあって、でも僕が喉の調子があまり良くなくて、その僕のために吸入器をプレゼントしてくだって。本当に優しくてかっこいい方でした。

 

-そんな楽曲『MESSAGE』。どんな曲なのか教えてください。

 

【ジョンフン】好きな女性に自分の心を伝えたいんですけど、伝えられないという内容の曲です。けれどオリジナルの曲はアップテンポの曲をやりたいなと思っていたんです。

 

MVの撮影のときのエピソードがあったら教えて下さい。

 

【ジョンフン】僕から彼女に伝えようと思っている手紙があるんですが、伝えられない手紙だから、そういう気持ちを表情にのせて演技しましたが、その撮影のときに監督がなかなかカットを言ってくれなくて、いつまで演技するんだろうと思って5分くらいずっと演技をして恥ずかしかったです。(笑)

 

-邦楽カバーアルバム『VOICE2』はどんな仕上がりになっていますか?

 

【ジョンフン】VOICE1』が女性の歌手のカバーアルバムだったので、2は男性の方の曲ですけど、1よりはちょっと男らしいですね。強い表現が多いですね。1よりも。

 

-カバー曲を歌うときとオリジナル曲を歌うときで気持ち的に違うところってありますか?

 

【ジョンフン】カバー曲は原曲が別の方の曲ですからそのプレッシャーがあって、オリジナル曲はそういうプレッシャーはないけど、自分の声で自分の曲が永遠に残る曲ですね。だからそういう意味で違うプレッシャーがあります。

 

-このアルバムの中で一番気に入っている曲があったら教えて下さい。

 

【ジョンフン】全部いいんですけど、お気に入りはnavyivoryの『指輪』です。歌詞と曲が本当に寂しくて泣きそうになったほどなので、一番好きな曲です。

 

-今回のアルバムは男性の曲ということで、ジョンフンさん前作以上に共感できる歌詞も多かったと思うのですが、一番共感された歌詞ってありますか?

 

【ジョンフン】稲垣潤一さんの『クリスマスキャロルの頃には』っていう曲の中で、「近すぎて見えない支えは 離れてみればわかるらしい」っていう歌詞があるんですが、この歌詞は恋愛でもそうですが、仕事の面でも大事なものは近すぎると見えないっていうところが、私も共感できました。

 

-また主演のショートムービーが劇場公開されるということで。おめでとうございます!

 

【ジョンフン】ありがとうございます。

 

-ご自身でいま見てみていかがですか?

 

【ジョンフン】この赤いジャージと青いジャージと2種類があって、スタイリストさんと一緒に何にするかを悩んで、僕は青の方がかっこよかったので青にしようと言ったのに、僕以外のみんなが「赤いジャージの方が面白い」って言って。だからそれになりました。かっこいいのはいらないって言われました。(笑)

 

-今回の映画のタイトルが『ミスタージョンフン!!私のスターはチキン男?!』ということで、ご自身の名前がタイトルに入っていますが、どんな映画なんですか?

 

【ジョンフン】僕が自分を演じた映画ですけど、ファンのみなさんの前にはかっこいいクールなイメージで、舞台の後ろや車の中では小心者でっていう2面性のある役です。

 

-実際のジョンフンさんもそういう一面があったりするんですか?

 

【ジョンフン】実はこの小心者は100%役なので、舞台の上では優しいフリをしていて、本当は僕が演じたかったのは九州男児のような男らしい部分だったけど、逆に小心者の演技も面白いと思って、実は本当の性格は反対です。とにかくそういう性格なので危険です。(笑)

 

-今回のショートムービーはコメディですよね。今までコメディというのはされたことはあるんですか?

 

【ジョンフン】ドラマとか映画の中で面白いシーンはあったけど、コメディのキャラクターを演じたのは初めてです。それがやりたかったので、本当に僕も期待しています。

 

-『VOICE2』は男性の曲ですが、やりやすかった部分っていうのはありましたか?また1、2通して一番好きな曲はなんですか?

 

【ジョンフン】1はやはり女性の曲ですからやはりキーも違うし、表現っていう部分では僕が男だから逆にプレッシャーもありますけど、逆にキーが違うから曲の雰囲気も違いますよね。だからそういう面では自由にできたのかなと思います。2は1で強く表現できなかった部分があったので、2ではそれができる歌が多いからそれはよかったけど、大先輩の男性の歌手の曲をカバーするっていうことがプレッシャーで、1も2も難しかったですね。一番好きな曲はいまは『指輪』です。

 

-たくさん演技も歌もされてるジョンフンさんですが、両方ができるミュージカルというものには興味はありますか?

 

【ジョンフン】実は今年ミュージカルを演りました。『Catch me if you can』というミュージカルですけど、ダンスとか自分が自身がない部分があって、ミュージカルできるのかなと思ってたんですけど、一生懸命練習して演技しながら歌うということに段々自信をもってきて、それが終わってもっとやりたいなと思って、またできるチャンスがあるかはわからないんですけど、本当に楽しかったです。フランクという役が本当にかっこよかったです。

 

-いまやられているツアーの見どころ、聞き所を教えてください。

 

【ジョンフン】ツアーは今年の年末までやりますけど、新しいアルバムやシングルも出るし、韓国でも新しいカバーアルバムがこの秋でますけど、だからコンサートは名古屋、横浜、大阪と全部少しずつ違います。その部分を見て欲しいし、コントがあります。仙台では、多分みなさん知らないでしょうけど、女装をしました。(笑)もうしないんですけど、十何年ぶりに女装をして。『あの日に帰りたい』を歌った時に女装をして、ほんとギャグで歌はあきらめて。(笑)

 

-女装はなんで一回だけだったんですか?

 

【ジョンフン】僕はバラードも好きですが、ロックが一番好きだからコンサートだけはロックっぽい感じでやろうと思っていたのに、仙台では、ほとんどバラードだったんですよ。それで、そういうことをやっちゃいました(笑)。

 

-じゃあこれからもそうしたサプライズがあるんですかね?

 

【ジョンフン】僕もまだわからないんですが、いろいろと考えています。女装も公演の4日5日前にアイディアが出て、変わったんです。だからこれから考えます。

 

-最後にジョンフンさんからファンのみなさんにひと言お願いします。

 

【ジョンフン】仙台の方々に来てくれてありがとうとお礼を言いたいです。新しいアルバムとシングル、それにショートムービーをぜひ期待してください。そして今年は韓国でも日本でも活動をいっぱいします。応援をしてください。よろしくお願いします。

 

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