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少女時代の『Gee』や、KARAの『Mr.』……これまでエレクトロなサウンドで日本のみならずアジア全域で支持を得てきたK-POPに、新しい風が吹いているという。

 

「K-POPというジャンルが確立されて以降、韓国の音楽番組はアイドルが占拠しています。音楽性よりも知名度でランキングが左右されてしまっているのも事実です。そこで注目を集めつつあるのがHIPHOP。かつては、“HIPHOPは売れない”と言われていた韓国音楽業界ですが、アイドル飽和状態に疲れた世間には新鮮味があったのでしょう」(韓国音楽関係者)

 

それはテレビ業界でも立証されている。6月24日よりシーズン4がスタートしたMnetの『SHOW ME THE MONEY』(以下:SMTM)に、アメリカの大御所ラッパーであるスヌープ・ドッグの出演が発表されたのだ。同番組はアンダーグランドで活動するラッパーからアイドルグループのメンバーまで、実力のある者だけが勝ち残るサバイバル型の構成が反響を呼んでいるという。

 

「前シリーズで、BIGBANGの弟分でデビュー準備中のiKONのメンバーBOBBYが優勝し、大きな話題となりました。アイドルという偏見を見事に破ったことで、一部の音楽ファンだけに好まれていたHIPHOPが、大衆音楽としてジャンルを確立しつつあります。’14年下半期から今年の上半期にかけてデビューした新人アイドルグループも、HIPHOPコンセプトが圧倒的に多く、ラップを重視したグループ編成も増えてきているそうです」(前出・韓国音楽関係者)

 

『SMTM4』では、アンダーグラウンドのラッパーと、アイドルラッパーの対決に大きな注目が集まっており、同じメロディーを繰り返す「フックソング」が主流だったK-POPの変化は、韓国国内のみならずアジアの音楽市場に影響を与えることだろう。

 

(写真提供:CJ E&M)