image

韓国のミュージカルスター、キム ダヒョン(35)が来年、日本で本格的に芸能活動をスタートさせる。先月末には、その発表もかねて、六本木のザ・リッツ・カールトン東京で「KIM DAHYUN The First Christmas Show~キム ダヒョンのすべて~」を開催。ミュージカルの人気ナンバーのほか、玉置浩二の『メロディー』など日本語曲を披露したほか、MCもすべて日本語で行うなど、日本進出の本気度をアピールした。

女性自身では、実力と人気を兼ね備えた“ミュージカル界の貴公子”こと、キム ダヒョンを独占インタビュー。日本で本格的に芸能活動をスタートさせる今の心境や意気込み、日本で活動するうえでの目標や夢を聞きました!

 

Q 11月30日、六本木のザ・リッツ・カールトン東京で「KIM DAHYUN The First Christmas Show~キム ダヒョンのすべて~」を開催。大勢の日本のファンのみなさんと交流した感想は?

これまでも、日本で『若きベルテルの悲しみ』などのミュージカル公演や、ファンクラブのイベント、ガラコンサートなどをやってきましたが、今回のショーは、これから本格的に日本の活動を始める、その大事なスタートを意味していたので、気持ちが違いました。緊張もしたし、楽しみも大きくて。また、通訳の人もなく、最初から最後まで、一人でやり遂げることができるのかな、という不安もありましたけれども、とにかくやってみよう! という意気込みで準備をしました。ショーが終わって、ファンクラブのみなさんをはじめ、関係者やマスコミのかたがたが、よいショーだったと言ってくださったので、安心しています。

image

Q 点数にすると、100点満点中どのくらいですか?

自分としては、80点ですね。リッツ・カールトンであのようなショーを行ったのは、僕が初めてだったそうです。とても素敵な場所で、生バンドで歌えて幸せでした。

 

Q MCタイムもすべて日本語で進行されていましたが、日本語の上達がとても早いですね。日本語習得のコツは?

やっぱり、勉強時間をできるだけ多く取ることです。勉強時間に比例して、上達すると思います。僕は、この3ヶ月間、日本に住みながら、できるだけ日本人と日本語で話すことを心がけてきました。家でも日本のドラマを見ながら勉強して。あとは、学校に通っています。何よりもいちばん大事なのは、気力ですね。うまく話せなくても、なるべく日本語を使う努力をしないとなかなか覚えられません。やる気がいちばん大事です。

 

Q そのクリスマスショーでは、ダヒョンさんがこれまで主演されてきたミュージカルの人気ナンバーをはじめ、玉置浩二さんの『メロディー』や、TUBEさんの歌を日本語で歌われました。どのような気持ちだったのでしょうか?

玉置浩二さんの『メロディー』とか、TUBEの『Remenber Me』とか、本当に大好きで。練習しているときでさえ幸せなんです。だから、今回、ステージで歌っていて、本当に感動しました。もともと、曲が素晴らしい。『メロディー』を歌っているときは、寂しくて、悲しい気持ちになって、歌っていて僕自身、感情が込み上げてくるんです。玉置浩二さんの曲は、安全地帯時代のCDもたくさん持っています。今回も、『メロディー』、『蒼い瞳のエリス』……選曲に悩みましたし、じつは、中島美嘉さんの『雪の華』も、最後までコンサートリストに入っていたんです。TUBEさんの曲は、声がかなり高音なので難しいですね。先日、神戸までTUBEさんのコンサートを見に行って、一緒にお食事をしたんです。現在50代だと聞いて、すごいなあと思いました。だから、僕もこれから30年くらい活動できるなあって(笑)。ショーでは、素晴らしい歌を歌えたことが幸せでしたし、この感動をお客さんに届けたいと思いながら歌って、ちゃんと伝わったと思います。

image

Q また、木村拓哉さんのマネや、お笑い芸人さんのギャグなどを披露して、日本のエンターテインメントもずいぶん研究されていますね。お客さんの反応はいかがでしたか?

ファンのみなさんもそんなに笑ってなかったような……(笑)。でも、以前、コンサートのときには、ラッスンゴレライ(8.6秒バズーカー)のマネをしたとき、すごく笑ってくれたんですよ。みなさん、見た目にはいっぱい笑ってなかったけど、心のなかでは、笑ってくれていたと思います。キムタクさんのものまねも、似ていたならよかったです(笑)。

 

Q さて、これから本格的に日本進出されることになったキム・ダヒョンさん。日本で活動するうえで、やりたいと思っていること、目標や夢は何でしょうか?

日本に初めて来たのが、5〜6年前。そのとき、東京ドームに初めて行って、「ここは何ですか! すごい!」。韓国にはドームのような建物がないので驚いたんです。で、「僕の夢は、ここだ!」と。(東京ドームで公演したことのある)東方神起、JYJといったアイドルグループの歌手と僕とではジャンルも違いますし、一人で、東京ドームでコンサートができるのだろうか? とも思いました。でも、俳優のペ・ヨンジュンさんも公演していますし、僕にも可能性があるのではないか、と。ですから、僕の夢は、東京ドームでコンサートをやることで、絶対、やりたいと思っています。ただ、そうは言っても、いちばん大事なことは、日本で活動するのであれば、日本人のファンのみなさんと心から交流できることだと思っています。もちろん、ドラマや音楽を通してみなさんにお会いすることになりますが、まずは、人間対人間。心から交流していくことが大事なことだと思います。韓国の俳優も歌手も、韓国でずっと活動しながら、ときどきイベントとかコンサートとかで日本に来るという人はたくさんいます。でも、僕は日本に住んで、日本を拠点にずっと日本で活動したいと思っています。今、年末で、テレビで歌謡祭や音楽番組を見ていて、正直、日本以外の、ほかの国のアーティストが音楽番組に出るのは、まだまだ難しいのかなって思います。でも、来年は、僕もその席に座わりたいと思っています。これが目標ですね。

image

Q 日本に来るたびに立ち寄る場所などは?

事務所だけです(笑)。遊ぶ時間が全然ない。韓国で時間があるときには、ドライブします。TUBEの音楽を聴きながら(笑)。ソウルの近郊の海や山などの景色がきれいな場所で、空気がキレイなところをよくドライブします。来年は時間があったら、一人でドライブしたいですね。

 

Q 韓国で好きな場所、日本のファンのかたにおすすめのスポットは?

三清洞(サムチョンドン)がおすすめです。光化門(グァンファムン)広場の世宗大王の銅像がある場所は、“気”を感じられる。あと、韓国大統領府・青瓦台(チョンワデ)もあります。だから、この場所がいちばん。風水がいいし、美味しいお店もたくさんありますよ。

 

Q 幅広い年齢層のファンを持つダヒョンさんですが、日本の女性はどのように映りますか?

好き(笑)。まだ会社の人としかあまり接する機会はないですが、日本の女性は、優しくて、親切なかたが多いですね。あと、可愛らしい。ファンのかたたちも「ダヒョンさ〜ん!」って可愛らしい声でしょう(笑)。日本のファンは一度ファンになってくれると、長く応援してくれます。でも、韓国人は流行りものが好きなので、気持ちが変わりやすい。僕も、20代のときに歌手活動をしましたが、韓国で歌手を長く続けるのは、なかなか難しいことなんです。日本は、40代、50代になっても、歌手活動をしているかたも多いですし、僕、わりと若く見られるほうなので、あと20年くらいは大丈夫かなあって思います(笑)。

image

Q 日本では、12月21日から、元宝塚歌劇団のかたの舞台『薔薇のシンフォニー』にゲスト出演されると聞いています。どのような舞台になるのでしょうか?

出演者が全員女性で、ゲストのキム・ダヒョンひとり男性。だから、とても楽しみにしています(笑)。

3曲くらい歌う予定で、元宝塚のかたたちとダンスと歌でコラボレーションします。韓国では、宝塚のように女優さんが男装して男性を演じる劇団とかないんですよ。逆に、僕は、ミュージカルで『ラカジ』とか『ヘドウィッグ』で女装して女性を演じたことはあります。以前、僕が、『ラカジ』をやったとき、ファンのかたから「宝塚の俳優みたい!」って言われたことがあったので、今回、その宝塚と共演できるのは楽しみです。できれば、僕が女性で、女優さんは全員男性を演じるっていうのはどう? 面白いと思いませんか(笑)。

 

Q 2016年は、韓国と日本の活動で忙しくなると思います。日本のファンのみなさんに、来年に向けての抱負、メッセージをお願いします。

もう、これからがスタートですね。デビューのときからずっと思っているのは、ファンがいなければ、僕もいない。だから、ファンのみなさんがいちばん大事です。僕は韓国人ですけど、日本のスタイルを勉強して、早く日本に適応したいと思っています。韓国では16年くらい活動してきましたが、日本では、これからがスタートです。だから、初心に返って、一生懸命、頑張りたいと思います。

 

キム ダヒョンプロフィール

1980年1月1日生まれ。韓国出身のミュージカル俳優。

1999年、ロックバンド「YADA」のメンバーとしてデビュー。2004年まで活動するなかで、2003年、ミュージカル「ウェルテル」でミュージカル界にも進出。2006年、第12回韓国ミュージカル大賞男優新人賞を受賞する。『ジャック・ザ・リッパー』『太陽を抱く月』『プリシラ』などで主演。また、ドラマや映画などにも数多く出演し、2014年、『ギターとホットパンツ』などで主演を果たす。2015年の浜離宮朝日ホール公演では1200人を動員した。

公式サイト:http://kimdahyun-jp.com

 

公演情報

image

元宝塚歌劇団とオーケストラのコラボレーション
『薔薇とシンフォニー』

12月21日(月)、東京オペラシティコンサートホールにて、2016年1月9日(土)〜17日(日)、東京芸術劇場プレイハウスにて開催。
詳細はこちら:http://roseandsymphony.com

注)キム ダヒョンさんは、12月21日公演のみ特別ゲストで出演します

 

 

 

関連タグ: