2月2日にリリースした、ソロ第2弾ミニアルバム『The future with U』が、オリコンウィークリーアルバムチャート2位(2月15日付)を獲得した超新星のソンモ。今作は、ソンモ自らが日本語詞2曲、韓国語詞2曲の作詞に挑戦するなど、“大切な人”へのメッセージが率直な言葉でつづられている。
というのも、超新星は今年、ソンモをはじめ、グァンス、ジヒョク、ゴニルの4人が入隊することになっており、しばらく離れ離れになったとしても、信じていれば、また一緒に歩いて行けるというソンモの想いが込められた1枚なのだ。
女性自身の独占インタビューでは、しばらく芸能活動から遠ざかる不安や、日本での音楽活動が「超新星にとっても、自分にとっても大きなターニングポイントだった」と、入隊前を控えた今の心境をありのまま語ってくれた彼。今回は、そのインタビューの全文をお届けします。

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――2016年始まりましたが、どうですか?

ソンモ:いい感じです(笑)。1月は、韓国ミュージカル『カフェ・イン~嘘は恋のはじまり~』の公演もあって、みなさんと会う機会がたくさんありましたし。2月は、セカンドミニアルバム『『The future with U』を出すことができて、今年もうれしい1年を過ごせると思います。

――そのソロ第2弾ミニアルバム『The future with U』では、作詞にもチャレンジしました。どのようなアルバムに仕上がりましたか?

ソンモ:前作は、みなさんと盛り上がれるようなアルバムにしたくて、楽しいことを考えながら作った作品だったとしたら、今回は、ファンのみなさんとの未来に向かって、僕たち一緒に歩いていこうよ、という気持ちで作りました。僕たちのストーリーをたくさん込めたと思います。

――ソンモさんと、ソンモさんのファンのみなさんの気持ちを込めたわけですね。作詞に挑戦した感想は?

ソンモ:楽しかったですね。やっぱり、自分の話を自分が直接書いて、それを自分の感情で歌えるということは、すごくうれしいことだと再び、感じさせられました。超新星としては、グループのイメージとコンセプトがあるから、自分でこうしたい、ああしたいということがあったとしても、正直、なかなかできません。また、僕は、作詞はプロじゃないから、プロの人から曲をいただいた曲を歌うことしかできなかったから。今回、このソロのアルバムを通して、みなさんに自分の感情を直接伝えることができて、それは、本当に光栄だと思います。手紙よりも自分の心情がいろいろ表現できて、アルバムを聴いていただけたら、たくさん共感していだけると思います。

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――逆に、詞を書いていて辛かったこと、なかなか言葉が出てこないってことは?

ソンモ: もちろん、それは、何回も何回もありました。表現したいことはたくさんあるけど、ストレートすぎても、みなさんがあまり聴きたくないような内容になってしまうかもしれないし、メロディーに合わせて、これよりもっとステキな言葉はないかなあとか。いろいろ迷ったし、結構、時間がかかりました。

――最初に韓国語で歌詞を作ってから日本語に訳したんですか?

ソンモ:そうですね。韓国語で歌詞を考えて、それから翻訳というか、自分で日本語に変えて。文字数を合わすのがいちばん難しかったですね。辞書を見ながら、韓国語で3文字だけど、日本語にすると4文字になるから、ほかの言葉はないかなあ? って。辞書を見ながら、ストーリーを変えたりもしました。いちばん時間がかかったのが『Wake up』ですね。

――逆に、いちばん速くできた曲は?

ソンモ:『Hello』です。2時間くらいで書き上げました。もちろん、メロディーは何日間も聴いていましたけど、この曲は、みなさんと僕の話をしようと決めていたんです。車のなかですごく集中して、この6年間のファンのみなさんとの出来事を思い出しながら、僕が、みなさんに手紙を書くような気持ちで書きました。〈最初から迷ってた、ずっと迷ってた、でも、もしかしたら、今日があの日かも〉って。日本語に翻訳すると、感じてもらえると思います。今日、自分の口から言おうかなあ、「しばらく会えないけどよろしくね」って。そして、〈変わることはない、約束する〉とか続いて、〈空に輝く星みたい〉というのは、「MILKY WAY」ですね。〈今、深い夜が過ぎたら、I SAY HELLO〉というサビの部分は、しばらく会えない時間、2年間が終わったら、また、みなさんにI SAY HELLO。全部、みなさんと僕の話です。

――この時期に、ファンのみなさんへのメッセージが込められたアルバムを出せてよかったですね。

ソンモ:はい。本当に、みなさんのおかげです。

――ミュージックビデオを撮影したときのエピソードがあったら教えてください。

ソンモ:正直、今回はすごく大変でした。2つのミュージカルの練習もあったり、ライブの練習もあったり。それで、ミュージックビデオを1日で全部撮りきらなければならなかったんです。漢江付近で撮影したのですが、韓国がものすごく寒くて。そのなかで、22時間くらい、1回も休憩なく撮ったんです。雨も降ってきても、撮影を続けなきゃいけなかった。で、結局、予定よりも時間が延びて26時間かかりました。いいものを作りたいという自分の欲もありましたからね。朝9時に終わって、そこからすぐにミュージカルの練習に行ったんです。だから、ぜひ、みなさん、ミュージカルビデオも楽しく見てください。

――昨年放送の昼ドラ『別れたら好きな人』の主題歌『still love you』も収録されました。ドラマにもゲスト出演しましたね。

ソンモ:すごく楽しかったんです。綾部祐二さんと山口智充さんがとても親切で、アドバイスもしてくださったり、たくさん話しかけてくれたり、優しい方たちで。ほんの短い時間でしたが、日本のドラマの現場を感じることができて、とても光栄でした。正直、最初、怖かったんです。韓国の歌手が突然やってきて、ゲストで参加するのをみなさんどう思うかな? って。でも、すごく雰囲気がいい現場だったし、お祝いムードで。みなさんがたくさん応援してくださったおかげで、楽しく過ごすことができました。次回、またこのような機会があっても、緊張せずにもっとうまくできると思います。

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――ミュージカルのほか、映画にも出演されて、俳優のお仕事も増えています。ソンモさんにとって、演技のお仕事はどのような位置付けになっていますか?

ソンモ:僕は、歌手としてデビューしたんですけど、歌手の仕事も、演技の仕事も、どちらも選べないくらい大好きです。俳優としては、まだ出発点だと思いますし、今後、チャレンジしたいこともたくさんあります。どちらも頑張りたいと思います。

――2月24日には、超新星の最新シングル『またキミと…』がリリースされます。19枚目ですよ、すごいですね。日本デビューしてから約6年間を振り返って、ソンモさんにとって、日本での音楽活動はどんなものでしたか?

ソンモ:超新星としても、僕個人としても、本当に素晴らしい6年間でした。日本デビューは、僕らの大きなターニングポイントだったと思います。新しい出発の機会を日本でもらって、MILKY WAYというファンクラブができて、いろんなスタッフさんとか友達もできました。みなさんが後押ししてくれたおかげで、超新星は、19枚目のシングルを出すところまでこられたと思います。

――私は、デビュー1周年を記念したファンミーティングで、みなさんが手紙を朗読したときのことがいちばん印象に残っていますが、ソンモさんは、忘れられないコンサートとかイベントはありますか?

ソンモ:’12年、横浜アリーナコンサートで、『ヌガモレド』を歌いながら、円いステージがせり上がったシーンがありました。そこから見た会場の景色は、絶対、忘れないと思います。

――約2年、しばらく会えない間、ファンのみなさんには、このアルバムを何度も聴いてもらいたいですね。

ソンモ:今回、このコンセプトでうまくできたのか、正直、不安もあります。でも、しばらく会えない時間、みなさんが僕たちに会いたいとか、寂しい気持ちになったときに聴いてもらうために頑張って作りました。このタイトルのように、未来は、ずっとみなさんと一緒だから、ほんのひとときお休みをとりながら、残っている2人のお兄さんの応援をよろしくお願いします。

――2人のお兄さんを送り出して、ユナクさんが戻ってきて、というのを経験していますが、自分たちが送り出される側になるってどんな心境ですか?

ソンモ:やっぱり、みなさんとしばらく会えないのは、正直、不安です。2年後、僕たちが帰ってきたとき、待っていてくれるファンがいるのかなあ、って。僕らの帰る場所があるのかどうか、それが不安です。

――でも、そこは、ユナクさんとソンジェさん、2人のお兄さんが守ってくれるでしょう。

ソンモ:もちろん! 2人を信じています。僕らも、ユナクが入隊したとき、僕たち、頑張れるよ! 僕たち、できるよ! って。これは、僕たちがまた成長する機会だと信じていたからこそ、頑張れたと思うんです。今回、ユナクとソンジェが成長するのを楽しみにしています。

――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

ソンモ:みなさんと過ごした6年間、いろんな思い出が作れました。僕自身、その記憶をたどりながら過ごすと思うのですが、みなさんも、超新星の曲と僕のソロ曲を聴きながら、どんなことがあっても諦めずに頑張って、また会えるまで、元気で待っていてください。

 

CD発売情報

ソンモ(from 超新星)ソロ第2弾ミニアルバム
『The future with U』
よしもとアール・アンド・シーより発売中

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初回限定盤Type-A 3,000円(税込み)

〈収録曲〉
【CD】
01. Wake up *日本語曲(ソンモ作詞)
02. still love you *昼ドラ主題歌の日本語曲(先行配信中)
03. Hello *韓国語曲(ソンモ作詞)
04. With U *韓国語曲(ソンモ作詞)
05. 君と歩く道 *日本語曲(ソンモ作詞)
06. Hello&Goodbye *日本語曲

【DVD】
「Wake up」 Music Video
「Only 4 U ~Acoustic ver.~」 Special Video

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