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1月1日、新年を迎えるとともにJYJ キム・ジュンス(28)とEXID ハニ(23)の熱愛報道が韓国芸能界を駆け巡った。双方の事務所は交際を認め、ビッグカップルが誕生。日本でも報道され、大きな関心を集めている今回のニュースは、韓国の芸能専門メディア『Dispatch』のスクープにより明るみになったが、一部のファンの間では「私生(サセン)ファン」と呼ばれる過激なファンからタレコミがあったのではないかという憶測が飛び交っているという。韓国で社会問題にもなっている私生ファンとは一体どのようなファンなのだろうか。

まず、私生ファンとは、「芸能人の私生活を侵害するファン」のことを意味する造語で、主に次のような迷惑行為が、韓国の情報番組やトーク番組で取り上げられている。

1.違法タクシーで移動車を追いかける
一般的な韓国のタクシーの初乗りは約300円。ソウルを横断しても約3000円ほどだが、違法タクシーの場合は、基本料金の相場が2万円以上、時には一度の利用で9万円近く請求されるという。それでも交通ルールを無視してお目当ての芸能人の移動車を追走してくれると私生ファンたちはこぞって利用し、人気芸能人の場合は10台以上も追いかけてくるそうだ。

2.海外スケジュールに同行し、同じ飛行機に乗る
日本でも頻繁に公演が行われているように、韓流アーティストたちは毎日のように飛行機を利用している。私生ファンは、どんなに高額でも同じクラスの席を買い、出国から帰国までぴったりとついていく。ホテルも同じ階に泊まり、盗撮や盗聴をすることで優越感に浸っているという。

3.宿舎や自宅、練習室に侵入する
3年前にも、BIGBANGのG-DRAGONの私生ファンが警備をかいくぐって自宅敷地内に侵入したことが話題になった。被害にあったG-DRAGONとその実姉はSNSで苦情コメントを掲載し、迷惑行為を指摘した。その他にも「練習室のトイレからファンが出てきた」「部屋で寝ているところに入ってきた」など多くのアイドルが番組やSNSで被害を訴えている。

4.個人情報の売買
最近では、中継アプリで生放送をしていたEXOのチャンヨルとセフンの携帯に私生ファンから電話がかかってくる様子が流れたことが記憶に新しい。韓国では1つ約500円~1000円で芸能人の電話番号が売買されているのだ。そのため、芸能人たちは頻繁に番号を変えるが、それでも10分も経たないうちに新しい番号に電話がかかってくるという。携帯番号以外にも、クレジットカードや住民登録番号まで流出している。

5.会社選びも追っかけのため
上記以外にも、未解禁情報の流出や楽屋侵入など多くの事例が存在するが、これを可能としているのが組織的連携だ。ワイドニュースの特集で私生ファンは「ひとつのチームになり、カード会社、通信社などに就職して各自情報を集めるんです」と手法を明らかにした。

芸能人たちの悩みの種であり、韓国で問題視されている私生ファンの迷惑行為は完全に犯罪だが、現在も正しく取り締まる法的処置が確立されていないため被害が後を絶たない。野放しに等しい私生ファンによって、今日も芸能人たちの貴重なプライベートが脅かされている――。