韓国人気俳優のイ・ミンホ(29)が1月25日、パシフィコ横浜国立大ホールにて、初のトークコンサート『MINOZ WORLD-MINOZ MANSION-』を開催。“イ・ミンホの家に招待したら……”というコンセプトで構成された本公演は、ミンホの細かな気配りと癒しの笑顔で、終始、くつろいだ雰囲気のなか進行された。

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今回のトークコンサートは、デビュー9年にして初めての試み。「『花より男子』以来6?7年、みなさんと一緒に過ごしてきたので、そのときのことなど深くお話ができると思います」と趣旨を説明したミンホ。

まず、出演作品の映像とともにイ・ミンホの魅力を解剖するトークコーナーでは、彼の出世作『花より男子~Boys Over Flowers』(’09年)など、過去の主演作の名場面を振り返りつつ、ドラマの胸キュンシーンをファンと再現された。

「なかなか見られないものですね。こんなふうに(キスを)してたんだなあと思って(笑)。激しいキスシーンが多かった気がします」

自分のキスシーンを見ながら照れまくるミンホ。さらに、「気になっていることがある」と切り出すと、「(キスは)パクッとするのがいいのか? ゆっくりじわじわするのがいいのか?」とファンに質問。観客の拍手による判定が、じわじわとゆっくりするほうが好みという結果に「ありがとう、参考にします」とキラースマイルを披露した。

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続いて、歴代ベストスキンシップシーンが映像で紹介されると、『相続者たち』で、パク・シネ扮するヒロインとのバックハグシーンがとくにお気に入りの様子のミンホ。「ハジマ~(やめて~)を聞きたいです」とノリノリで、観客の中から抽選で選ばれたファンを相手にハッグハグに挑戦した。

そんなミンホに、司会の女性から突っ込んだ質問が飛んだ。
「実際のミンホさんは、好きな人には積極的なタイプですか?」(司会者)
「確信が持てたら積極的にいきますね」(ミンホ)

また、『相続者たち』で演じた財閥御曹司のキム・タンのように、「すべてを捨てて愛を追いかけることも十分あり得ると思う」と明かすと、ファンの「エーッ!」という悲鳴が会場じゅうに鳴り響いた。

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『花より男子』(’09年)でブレークして以来、『信義-シンイ-』(’12年)『相続者たち』(’13年)などの主演作が続々ヒット。いまや、キム・スヒョン(27)らとならび、新韓流四天王の呼び声も高いイ・ミンホ。今年、29歳を迎える自分の20代を振り返って、「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉を。

「本当に頑張って仕事をしましたし、ベストを尽くしてやってきたと思います。MINOZの存在があったからこそ仕事に集中できました。本当にみなさんのおかげだと思います。お疲れさまで~す♪」

さらに、これからやってくるどんな30代について、今度は、「よろしくお願いしま?す」と日本語で心境を表現したミンホ。

「また新たなスタートだと思います。どんな作品と出会えるかわからないですし、まだあまり考えられないのですが、30代は余裕を持って深みのある俳優活動ができると思っています」

そして、ファンサービスはトークだけではない。この日は、昨年末にオリコンデイリー2位(11月30日付け)を獲得したニューシングル『The day』ほか、『My Everything』の日本語バージョンなど、生バンドの演奏でみごとな歌声を披露。アンコールでは、観客総立ちで盛り上がった。

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「今日は、楽しかったという表現よりも、暖かかったという表現のほうが合っている感じがしますね。外は寒いですけど、暖かい時間が過ごせました。この時間がみなさんの記憶に長く残ることを願いつつ、早くいい作品で会えればと思います」

昼夜2公演で約1万人を動員したイベントは、ミンホの飾らないトークと絶やすことのない笑顔が印象的だった。
「またお会いしましょう! ありがとうございます! 愛してる! 次に会うときまで元気でいてくださいね」
そう再会を約束すると、ファンに投げキッスを贈り、会場を去った。

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CD発売情報

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