10月5日に11枚目となる最新アルバム『WISH』をリリースしたリュ・シウォン(44)。44回目の誕生日を迎えた6日、アルバム購入者を対象とした発売記念イベントを開催した。「今回のアルバムは『WISH』です。ここまで人生のおよそ半分を生きてきたと言えると思います。ですから、残り半分の人生を明るく、楽しく過ごせるように、いろんな願いごとを叶えていくという意味でこのタイトルになりました」と紹介。リード曲でもあるバラード『遥愛』(ようあい)を日本で初披露された。

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“韓流”ムーブメントを牽引し、日本で歌手活動を続けているリュ・シウォン。購入者の中から先着で950名がハイタッチ会に参加できるイベントには、朝から大勢のファンが駆け付け、行列ができた。集まったファンの中には、10月1日に韓国でおこなわれた誕生日イベントに参加した人も。大きな歓声で迎えられたシウォンは、「みなさん、こんにちは。1年ぶりにアルバムを出して、またこうしてみなさんにお目にかかれることになりました。韓国の誕生日イベントでお目にかかった方は4日ぶりですね(笑)。こうやって意味のあるバースデーをみなさんと過ごせることがうれしい」と挨拶。ファンからのサプライズで「Happy Birthday to You」の歌が贈られ、「ありがとうございます」と感謝しつつも、少し不満そうなシウォン。「僕のファンで、そんなふうにリズムが合わなくていいんですか? 今よりも5倍くらい大きな声で、テンポを合わせて(笑)」と本人の指導が入り、ファンが歌い直す場面も。

 

昨年、3年半ぶりにリリースしたアルバム『AGAIN』は、日本での活動を本格的にスタートさせるという思いを込めて、明るい雰囲気にものだったのため、今回のアルバムはもともと彼が好きなバラード曲が中心になったと説明。この日、ライブコーナーで披露されたアルバムのリード曲『遥愛』の悲しい歌詞が聴く人の胸を打つラブソングになった。また、収録曲のなかでは『Journey ~in my love~』もお気に入りで、徳永英明の『最後の言い訳』をカバーにも挑戦した。シウォンが大学生のころ、韓国のナイトクラブではチークタイムのときによくかかっていた曲だそうで、「韓国では僕の世代で知らない人はいないくらい有名な曲」と紹介し、情感たっぷりに熱唱した。

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フォトタイムは、シウォンの掛け声でファンとともに「アルバム大ヒット!」のコールにも挑戦。イベント後には、950人のファンとハイタッチを交わした。「今日は、僕をお祝いするために遠くから来てくださって、ありがとうございます。みなさんは僕の誕生日とアルバム発売をお祝いしてくださる気持ちで、そして僕はその気持ちに感謝する気持ちでハイタッチをしたいと思います」と感謝の気持ちを伝えたシウォン。指でハートを作って照れくさそうに微笑んだ。11月14日、15日には、日本武道館ライブも決定。韓流ブームから12年、“元祖”スターの誕生日イベントは、ファンとの長年の絆が感じられる心温まる一日となった。

 

●リュ・シウォン オフィシャルファンクラブHP
http://www.ryusiwon.jp/

 

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