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現在公開中のイ・ビョンホン(47)主演の映画『エターナル』。シドニーで始まった撮影がクライマックスを迎えたのは、オーストラリア南東部に位置する大都市メルボルンの南西に位置するポートキャンベル国立公園だった。

 

青い海と壮大な岩のコントラストが美しく、海岸沿いには「世界一美しい海岸道路」と言われるグレート・オーシャン・ロードが走る。この場所で映画のフィナーレを飾るシーンが撮られたのだが、その撮影は苦労の連続だったという。映画スタッフのひとりが教えてくれた。

 

「まずメルボルンまでの飛行機のビジネスクラスが満席で、ビョンホンさんにはエコノミー席での移動をお願いしなければならなかったんです。しかも撮影現場が断崖絶壁でしたから崖下から吹き上げてくる突風もとても強く、しかも寒い。僕たちスタッフは防寒着を着ていましたが、ビョンホンさんはスーツ姿で過ごさねばならなかったのです。かなり寒かったと思います。それでもビョンホンさんはいっさい不平不満を漏らさず、現場では劇中世界に没入していました。過酷な環境でしたが、最高のシーンが撮れたと思います」

 

そして一行はふたたびシドニーに戻り、ポート・ジャクソン湾を遊覧する船上でオーストラリアでの最後の撮影に臨んだ。イ・ビョンホン扮するジェフンが、決意を固めてタスマニアへと向かうシーンの撮影だ。

 

船上からはオペラハウスにハーバーブリッジなど、今回の撮影場所をすべて一望することができた。その景色を眺めながら撮影は無事に終わったとき、信じられないことが起きたという。現場に立ち会っていた映画関係者が言う。

 

「それまで快晴だったのに、撮影が終わると急に雨が降り出したんです。振り返れば、オーストラリアロケの初日も始まる前は雨でしたが、本番開始と同時に雨がやみ、それ以降はいつも晴天に恵まれていました。ロケが終わると同時に雨が降り出すなんて不思議でした。ビョンホンさんは根っからの“晴れ男”なんだと、みんなで笑って、最後は記念撮影でしめました」

 

その後、韓国でも数回の撮影が行われクランクアップした『エターナル』。全34回に及んだ撮影セッションのうち、28回がオーストラリアロケであった。つまり『エターナル』は映画の80%が海外ロケで撮影された作品となった。その撮影過程をイ・ビョンホンは「小さな幸せの尊さを改めて感じる日々」と振り返ったが、オーストラリアでの日々は、この先も大切な意味をもつことになるだろう。

 

 

『イ・ビョンホンETERNAL オーストラリアロケ密着30日の全記憶』

 

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