17週連続で、平均視聴率21%超を続けるNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』。め以子と悠太郎だけでなく、多才な脇役も人気の秘密。そんな、大人気ドラマ『ごちそうさん』の知られざるトリビアをご紹介!
【トリビア1】女子アナとして働く西門希子、じつは別の職業の予定だった
それはデパートガール。もともとは、歌を歌う設定もなかったというから驚きだ。じつは悠太郎の妹である希子を高畑充希が演じると決まった後で、脚本の森下佳子さんが彼女の出演するミュージカルを見たそう。そのとき、彼女の素晴らしい歌声に感激、「これは歌ってもらわない手はない」と人物設定を考え直したそうだ。
【トリビア2】室井幸斎の「ヒゲ」の長さは場面ごとにミリ単位で変化!
スタッフによれば、食を題材にした作品を描いた大正期の文士・村井弦斎がモデルという室井。演じる山中崇によると、じつは「今週は3ミリ、来週は4ミリで……」というように、場面ごとに微妙なミリ単位でヒゲの長さは決められているそう。
【トリビア3】ゆずの北川悠仁が主題歌作りでこだわったポイントは?
主題歌『雨のち晴レルヤ』を歌うゆず。作詞作曲した北川悠仁によると、ポイントは「“懐かしさ”と“新しさ”の両方が感じられる曲」。じつは、ちょうどそのころに「日本の古きよきものと今風なものを掛け合わせたような曲を作ってみたいな」と思っていたそう。そこに偶然にもきたのが主題歌作りの依頼だった。
【トリビア4】皇太子さまも『ごちそうさん』ファンだった!?
昨年10月、金沢市で開かれた「第16回全国農業担い手サミットinいしかわ」の開会式でのこと。出席された皇太子さまは、石川県内で農業を営む夫婦3組と懇談する際に彼らが育てた野菜を試食された。その際、皇太子さまは「いただきます」の代わりに「ごちそうさん、ですね」とひとこと。朝ドラにちなんだご挨拶に、周囲は和やかな雰囲気に包まれたという。
【トリビア5】撮影現場は出演者が仕掛けるイタズラ合戦で大混乱!?
め以子の父親・卯野大五役の原田泰造や、母親・イク役の財前直見など多くの出演者が“犠牲”になったのが、メーク室での“ぶーぶークッション”のイタズラ。じつは犯人は、撮影当初、親睦を図ろうとした杏。原田いわく、「でも、部屋に僕しかいなくて、リアクションを取ろうにも、むなしくて……」。逆に、め以子が写真を見るシーンのリハーサルで杏が写真を見たら、写っている人間が全員渡辺謙だったという逆イタズラもあったそうだ。