(C)JMPA 画像を見る

「上皇后さまに連絡させていただきたいこともあるのですが、お引っ越しが大変そうなので、落ち着かれるまで電話などは遠慮しようと思っています。ご衣装やアクセサリー類など、たくさんお持ちですから、どれを手元に残され、どれをどなたにお譲りになるのか、じっくりとお決めになることでしょう」

 

そう語るのは、美智子さまと親交のある元絵本編集者の末盛千枝子さん。美智子さまが続けられてきた児童書や絵本の活動については、こう期待を語ってくれた。

 

「今年の2月、上皇后さまはミュンヘン国際児童図書館の館長からの依頼をお受けになり、同図書館の名誉会員に就任されました。ミュンヘンを訪問することがもしお出来になりましたら、私としてもうれしく思います」

 

今月17日、宮内庁はご退位後の上皇ご夫妻の暮らしぶりを明らかにした。発表によると、1日に行われた即位後朝見の儀といった儀式や、4日に行われた一般参賀などはテレビ中継でご覧になって、行事が無事に終えられたことを喜ばれていたという。

 

また、日課である早朝の散策も続け、皇位継承前と変わらぬ規則正しい生活を送られているそうだ。そして、東京・港区の「仙洞仮御所」へのお引っ越しへ向けて、身近な物から整理を始められているということだった。

 

そんななか5日には、毎年恒例となっている東京都港区の「東京ローンテニスクラブ」へ、退位後初のお出ましがあった。

 

「一目でも見たいと集まった人たちの歓迎の声に、ご在位中と同じように晴れやかな笑顔で手を振られました。11日には、天皇皇后両陛下と愛子さまが皇居・吹上仙洞御所の上皇ご夫妻をお訪ねになり、お代替わり後はじめて夕食を共にされました。24日にはコンサート鑑賞のご予定も入っていて、徐々に退位後の上皇ご夫妻の日常生活の形が整いつつあるようです」(宮内庁関係者)

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: