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《COVID-19は長期にわたって続くものと推察いたします。この感染症と日々向き合っておられる皆さんには、くれぐれも自らの感染防止や心身の健康に留意しながら、誇りをもってこの大きな困難を乗り越えていかれることを願っております。そして、皆さんを始め、日本の各地で医療に従事されている方々の多大なご尽力にたいし深く感謝いたします》

 

5月18日、秋篠宮さまが総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」が、秋篠宮さまからのメッセージをHPに掲載した。

 

皇室担当記者は「メッセージは2千文字を超える分量で秋篠宮さまの強い使命感がにじみ出る内容です」と語る。しかしこのメッセージ公表に、現在の皇室の新型コロナ対応への秋篠宮さまの不満も感じとれるという。

 

「済生会のHPに文面を掲載することを提案されたのも、秋篠宮さまご自身だそうです。未曽有の災厄に対し、当初から積極的な動きのなかった宮内庁や天皇陛下にしびれを切らされたようです。『もっと皇室も発信すべきではないですか』という皇嗣殿下からのメッセージにも感じられました」

 

天皇陛下と雅子さまが、新型コロナに関する最初のご進講を尾身茂専門家会議副座長から受けられたのは4月10日。このときの陛下のお言葉が宮内庁のHPに掲載されるまで18日もかかっている。

 

一方、秋篠宮ご夫妻は3月からすでに動きだされていた。3月11日に、済生会の理事長らから新型コロナへの対応状況について説明を受けられたのを皮切りに、さまざまな専門家とご面会。

 

紀子さまは3月24日、「国際結核・肺疾患予防連合」のHPにメッセージを寄せられている。新型コロナの感染拡大に触れ《人々を感染症から守るために力を尽くしている世界中の人々に深く感謝いたします》と述べられたのだ。

 

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